障害者/コメントの一覧

失われていくものへの哀惜とレクイエムを描いた、篠田正浩監督の「はなれ瞽女おりん」

『アマゾンの半魚人』のオマージュに満ち満ちた佳作

後年の『ＲＥＣ』シリーズで名をはせたジャウマ・バラゲロ監督のオカルト・ホラー

昭和生まれなので、それほど若くもないのですが、今や隔世の感があるゲイ差別に何が起こっているのか、理解に戸惑いました。一番の見どころはやはりアラン・カミングの熱唱、そしてダウン症児のアイザック・レイヴ…

タイトル"Any Day Now"を見た瞬間、ボブ・ディランだと思いましたが、やっぱりそうでした。

映像感覚も物語も良いのですが...ラストはいただけません。

「作家は処女作に向かって成熟する」という言葉がありますが、デ・パルマが処女作から「ダブル」に憑かれていたことがよく分かる映画です。

予告編は観ていなかったが、本作のポスターはイカン。いかにも泣かせ映画のようで、いかん。  ポスターと邦題から想像するものより、ずっと良い映画だったわ。

舞台劇だったら良かったかも〜などと思いながら、映画館を後にしたのを覚えています。

実話ベースとのことですが、いかにもコンビものの主人公としてぴったりな組合せ。不思議と爽快で見ていてとても楽しい、元気の出る映画でした。

「映画史上最も呪われた作品」というのもうなずけます。

何故あの人であって、私でないのか？あるいは、何故私なのか？

シリーズ２度目の勝新太郎と若山富三郎の兄弟対決。

シリーズの記念すべき第一作ということだけでなく、三隅研次監督作品としても、時代劇の歴史の中でも評価されるべき傑作。

５０年代アメリカＳＦ映画の傑作の一つ。

「何、ふっくらふんとしているんだ」（劇中で使用される「方言」より）

アスペルガー症候群という障害を持つ男女の懸命な愛の物語が優しく描かれている。

知的障害者の映画だが、この作品独自の個性と主張は私の心の琴線に触れた。  その落ち着いた流れに、気が付くと静かに呼吸をしながら私も同じ歩調になっていた。

ヒラリーの演技はすばらしい

実話という強みに付け込んで派手な映画にしなかった点に本作の品を見る思いです。  過度なセンチメンタルな映画にしていないのがいい。