大人の恋愛/コメントの一覧

ジム・ジャームッシュにはアナログと廃墟が似合う。

「時は偉大な作家なり」チャップリンも偉大な作家なり。

製作当時は日本公開されず、『ソフィー・マルソーの刑事物語』という邦題で、ビデオ化された作品です。この題では観る気になれませんでした。

黒いドレスを着たリタ・ヘイワースが、歌い踊りながら、黒い長手袋を片方だけ脱ぎ捨てる場面が有名な作品ですが、面白さの本質は別のところにあります。

結構お気に入りの三人、ジュ―ド・ロウ、ジュリエット・ビノッシュ、ロビン・ライト・ペン（この頃はまだショーン・ペンの妻でした）、特に涙目のロビン・ライト・ペンは大好きなのに〜。　  作品としては退屈なの…

第一部は現在のリスボンを舞台にしたトーキー、第二部は６０年代のアフリカ植民地を舞台にしたサイレントという構成の印象的な作品

早稲田松竹にて初めてみました。    シェイム（2011製作）の基本はコレだったんだなと知りました。シェイムは「濃厚」にしてみたわけですね。そうしないと、太刀打ち出来ないでしょう。

「僕が興味を持つのは愛と、愛の欠如だけだ」（「ジョン・カサヴェテスは語る」２０００年、幻冬舎刊より）

ニーナ・ホスという女優のための映画

なつかしや、ミレーヌ・ドモンジョさん、一目で分かりましたよ。

『ジャンゴ　繋がれざる者』の公開に併せて、パリでリバイバルされていたレアものです。

先月パリで観た映画の中では、一番の収穫でした。

マリリン・モンローの孤独感、それははっきり伝わった・・・「誰もマリリン・モンローとしてしか愛してくれないの」というマリリンの言葉が全てを物語る。

ファスビンダー・ファミリー最高の美女バーバラ・スコヴァの魅力満載の傑作

スターになるって大変。著名人ってそれだけで、やはりタダモノじゃないのですね。プライベートで出かけても、ばれた途端、『彼女』を演じ、おしりを振って投げキッス。なんて疲れることでしょう。大変だなーと思い…

いかにも昔の映画!って感じで、登場人物がみんな芝居がかってるのですが、とっても惹きこまれてしまうのです。

３０年代ギャング映画を思い出させると言ったら、ほめすぎでしょうか。

成功しているとは言えない映画かもしれませんが、このスタイリッシュな雰囲気と静寂さは、二人のきれいな女優さん（！）と併せて、捨てがたいです。

舞台になるスイスやウィーンの風景と静かな音楽はとても素敵です。  ただ、あまり共感できず、ピント外れ感が残ります。私の知識不足のせいなのかしら？

この作品も脇役が楽しいですね。