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七人の侍/カトキチのコメント

rating44.2121

七人の侍へのコメント

採点

rating5

推薦数

+2

コメント

ハイバジェットな娯楽作の金字塔。

レビュー

いろんな要素をぶちこんだどん欲な脚本、マルチカメラシステムの素晴らしさ、
セットやロケハンに時間をかけたと思われる村の造形、個性的な七人の侍たち、
燃えまくる早坂文雄のテーマソングに馬をうまく使った(シャレではない)アクションシーンなど、
すべてが奇跡の様に融合した黒澤作品の最高峰にして、邦画史上のごちそう。
ものすごい制作費をかけた作品なのだが、だからといってフルコースのような上品なものではなく、
すき焼きの残りをご飯にぶっかけたような庶民的な娯楽性に溢れた作品である。

もう語る事はなにもないですよね、文句無しにおもしろいですもん。
3時間30分長さも感じないですし、かっこいいですし、スケールもデカイし、
人間ドラマにアクション、泣きに笑いにロマンスになんでもありで、ホントにお腹いっぱいになります。
というかこの映画があればなにもいらないですよ(笑)

この映画って戦争映画みたいですよね、野武士にしたらあの七人は敵なんですから、
野武士の視点がぜんぜん出てこないのも、逆によかったですわ。

私は久蔵が大好きです、クールで剣の腕も抜群!謙虚なのもかっこいいじゃないですか!
こういう男になりたいと思ってましたよ!
まあ実際は平八なんですが…グスン(汗)

個人的には『用心棒』、『天国と地獄』、『隠し砦の三悪人』がベストですが、
これはやっぱりパワーがあって、黒澤映画どころか邦画史上の最高の作品と言っていいでしょう。
現に『荒野の七人』、『ワイルド・バンチ』、『アンタッチャブル』、『プライベート・ライアン』、『少林サッカー』
などなど、ありとあらゆる映画に影響を与えてます、これぞ教科書的な作品なんでしょうかねぇ?
やはり文法が世界共通なんですよね、誰が観てもおもしろいから、こうやってマネされるわけです。

でもこの映画「侍が切腹するまでの一日をリアルにやりたい」というコンセプトから始まってるんです。
それで資料を漁ってたら「農民が侍を雇って、野武士の襲撃を防いだ」というのが書いてあって、
「これの方が映画になるんじゃないか?」と方向を変えたんです。
なので、実話なんですよね実は←シャレではない(笑)

長いという意見もあるようですが、『タイタニック』を観るくらいなら、断然こちらをお勧めします。

評者

カトキチ

更新日時

2005年07月02日 00時19分

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