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8人の女たち/葉直のコメント

rating33.7273

8人の女たちへのコメント

採点

rating4

コメント

まさに匂い立つ映画。咲き“乱れる”フランス女優達に酔う。
毒を食らわば皿まで。実際の撮影は和気あいあい?せめぎ合い?

「僕はいつも女優達に追い付かれて、彼女達に圧倒されているような気がします。
『8人の女たち』ではとても話をすることもできませんね!すべて事前に考えて
あったと思えますか?(沈黙)そうですね、『8人の女たち』は僕が取り返して、
編集で書き換えた作品です。」(オゾン監督インタヴュー談)
[スクリーン×2・TV×2]

レビュー

「50年代ディオールのニュールックをモデルにした衣装・ドールハウスを連想
させるセット」とはチラシにて。このまま舞台上演できそうなこのミュージカル
(オペレッタとも言えるかも)を、わざわざ映画で観る価値はそこにもあるので
しょう。舞台には舞台の良さがありますが、これほどのセットと衣装を用意する
のは、舞台上演の事情からすると難しいですものね。
そのような背景ですから、女優達を“お人形さん”に見たてて鑑賞しても楽しい。
監督もそんな視点で作っているのかも!?この作品はあくまで、百花繚乱を
“冗談を通して”観るもの。歌もダンスも下手。でもヘタウマなのです。歌なら
聞かせるべき、ダンスなら見せるべきものですが、ここでは1人1人の個性で
“魅せて”しまう。ついでにこんな声も聞こえてきたり…「『シカゴ』?『ムーラン・
ルージュ』?あぁ、そんなに力まなくたってよろしいんじゃないの?ほほほ。」

最近日本で舞台化されましたね。もし、明治や大正を時代設定にして、懐古的な
セットを組み、ドレスあり着物あり、ヘアスタイルも和洋、というようなものなら
観てみたいと思いますが。同じものを演じても、太刀打ちできるとは思えません。
それに、その時代なら、館の主の存在も生きてくるでしょう?・笑。

ところで、神経質な妹オーギュスティーヌが変身して階段を降りてきた時、
リタ・ヘイワースを思い出しました。多分『ギルダ』ではないかと。衣装に
それぞれモチーフがあるようですので、興味があれば注目してみると楽しいと
思います。そうそう、9人目の女優も写真で一瞬登場しています。

評者

葉直

更新日時

2005年01月16日 00時30分

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2022年01月23日 06時22
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