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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ/hacker2のコメント

rating44.0000

007/ノー・タイム・トゥ・ダイへのコメント

採点

rating4

コメント

『もっとも危険な遊戯』の松田優作の有名なシーンを再現してくれたことに感謝です。

レビュー

ダニエル・クレイグの『カジノ・ロワイヤル』(2006年)から始まり『慰めの報酬』『スカイフォール』『スペクター』と続いた物語の完結編です。

こういうアクション映画で、全5作を観ないと話がつながらないというのも珍しいと思いますが、ダニエル・クレイグの007作品としては、やはり配役の妙が大きくて、ここまで続けられたのだろうと思います。もちろんダニエル・クレイグのマッチョぶりは好ましいのですが、ボンドを支えるMI6の面々、最初のM役のジュディ・デンチ、彼女を継いだレイフ・ファインズ、Qのベン・ウィショー、Mの秘書に転じるマネーペニー(何とふざけた名前!)のナオミ・ハリス、いずれも最高の顔ぶれだと思います。

女優陣では、ボンドのファム・ファタールを演じた『カジノ・ロワイヤル』のエバ・グリーン、『スペクター』でボンドの敵だったミスター・ホワイトの娘として登場し、本作でもボンドの恋人役となる、フラン映画界のサラブレッド、レア・セドゥーが素晴らしいですが、本作で脇役として登場するアナ・デ・アルマスも、主役級ではないボンド・ガールとしては、『ゴールデン・アイ』のファムケ・ヤンセン以来のインパクトで魅せてくれます。

そして、実は、本作でとても嬉しかったのが、『最も危険な遊戯』(1978年)で松田優作が演じた有名なシーンを再現していることです。彼が演じる殺し屋鳴海恭平が、要人誘拐団に拉致された男を救出するため、敵のアジトの一階に侵入し、階段を上りながら、各階にいる敵を倒しながら最上階まで上りつめて相手を全滅させるシーンを1カットの長廻しで撮ったもので、これをラストのボンドが単身敵に立ち向かう場面で再現しているのです。これは嬉しかったですねぇ〜。

その他にも、前作で逮捕され刑務所に収監されたブロフェルドが、狂気のふりをしながら、世界に散らばるスペクターのメンバーを操るという設定は、『ドクトル・マブゼ』(1922年)の続編『怪人マブゼ博士』(1933年)で、フリッツ・ラング監督が設定した天才的犯罪者マブゼ博士からヒントを得たものでしょう。これも、マブゼ博士のファンである私としては嬉しかったです。

というわけで、いろいろな意味で、お見逃しなく、とだけ言っておきます。

評者

hacker2

更新日時

2021年10月17日 18時03分

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2021年11月30日 12時42
2021年11月30日 12時42
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