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ゼロ・ダーク・サーティ/hacker2のコメント

rating33.0000

ゼロ・ダーク・サーティへのコメント

採点

rating3

コメント

よく出来た政治サスペンス映画ではあります。

レビュー

ビン・ラディン殺害に人生を賭けたと言っても過言ではない女性マヤ(ジェシカ・チャスティン)の物語です。実話風ではありますが、実在した一人の女性というよりは、実在したチームを一人の女性の姿に集約させて描いた作品です。

テーマがテーマだけに、それだけで面白いのですが、やはり監督の腕も称えるべきなのでしょう。ただ、この監督、どうももう一つ好きになれないのです。その理由は、本作でも「ビン・ラディンを殺さない限り、米国民に平安は来ない」と叫ぶ主人公の姿に、「一人を殺せばテロはなくなるという問題ではないのだよ」とこちらは言いたくなるからで、事実、アルカイダの後もISが台頭したりしている状況があります。

時代の先端を行くような作品を撮っているようで、結局のところ、目についたテーマを取り上げて、本質的な問題は取り上げていないというのが、ビグロー監督に対する私の評価なのですよね。ですので、アカデミー賞を取った『ハート・ロッカー』などは大嫌いなのです。ただ、そういう社会性とは無関係の初期の作品、『ニア・ダーク/月夜の人生』『ブルー・スチール』『ハート・ブルー』は好きです。

ただ、本作に関しては、作者もその辺りは意識していたのか、大任を終えた主人公が、彼女のために用意された飛行機に乗り込むとき、「どこへ行くんだ」という質問に答えられないラスト・シーンは印象的です。

しかし、世界中に民衆から人気を得ているテロリストは大勢いる(日本では赤穂浪士や新撰組)という事実に対しては、この映画は何も回答してはいません。

評者

hacker2

更新日時

2018年11月24日 16時45分

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2021年11月28日 11時53
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