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マーシュランド/hackerのコメント

rating33.0000

マーシュランドへのコメント

採点

rating3

推薦数

+1

コメント

真犯人はXXXではないか、とネット上では議論になっているようですが、ちょっと深読みしすぎではないかと個人的には思います。

レビュー

時代は1980年のスペイン、アンダルシア地方、そこで起きた少女連続暴行殺人事件が題材です。この映画、時代背景がものすごく重要で、1975年に独裁体制を築いていたフランコが死去し、民主的選挙が行われたのが1977年というスペインの歴史を頭に入れておかなければなりません。

主人公の刑事ペドロ(ラウル・アレバロ)は、どうやら融通のきかない性格が災いして、マドリッドから左遷されてきたようです。そこで少女連続暴行殺人を担当することになるのですが、相棒のベテラン刑事フアン(バビエル・グティエレス)は、優秀なかつ熱心な刑事であることは分かるのですが、女たらしの上、権力に対しては逆らわない主義のようであるのは、ペドロの気に入りません。そして、ペドロは知らないのですが、フアンは血尿が出るような健康上の問題を抱えていたのでした。

ネタバレしないで、この映画を語るのは難しいのですが、フアンはフランコ独裁時代の悪名があるとだけ言っておきましょう。ですので、事件解決後も、自分が表面に出ることはしないで、手柄をペドロ一人に押し付けたように受け取れます。

さらに、この過去の汚名が、事件捜査にとってプラスだったのか、マイナスだったのか、というのがネット上でにぎわっているようです。ただ、私は素直に取ればよいのではないかと思っています。血尿の描写の意味、フアンは余命いくばくもない状況だというのが最大のポイントではないでしょうか。

全般の演出ということですと、正直なところ、あまりインパクトはありません。おそらくドローンを使ったと思われる、高度から真下を撮ったカットが印象的ではありますが、演出の冴えみたいなものは感じられません。スペインでは高く評価された作品のようですが、それは作品の時代背景の影響が大きかったように思えます。

評者

hacker

更新日時

2017年09月18日 13時25分

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