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10 クローバーフィールド・レーン/hackerのコメント

rating33.0000

10 クローバーフィールド・レーンへのコメント

採点

rating3

コメント

『クローバーフィールド』の世界観をベースに、たった三人の主要登場人物で撮りあげた作品

レビュー

『クローバーフィールド』の世界観といううたい文句に惹かれて観ました。

『クローバーフィールド』(2008年)は『ガメラ3』(1999年)で展開された、平穏な大都市に突如怪獣が現れたら、という設定を踏襲すると同時に、9・11の記憶の残るニューヨークを舞台にしたことと、徹頭徹尾一般市民の視点から描いた、怪獣映画の傑作でした。近年の怪獣映画で、これに肩を並べるのは、ハリウッド製の『GODZILLA ゴジラ』(2014年)だけでしょう。

物語は、ミシェル(メアリー=エリザベス・ウィンステッド)が同棲していたボーイフレンドの家を出て、単身車を走らせている時に事故に逢うところから始まります。気が付くと、傷の手当てを受けてはいるものの、見知らぬ部屋に閉じ込められています。実は、そこは核シェルターで、そこの持ち主ハワード(ジョン・グッドマン)から、誰からとは分からないが、突然のガス攻撃を受け、外部の世界は全滅し、今でも外気に触れると死ぬと言われます。このシェルターを作る手伝いをしたエメット(ジョン・ギャラガー・ジュニア)という男も逃げ込んでいて、ハワードの言う通りだと言います。しかし、果して真相はどうなのでしょうか。

お分かりのように『クローバーフィールド』から受け継いだものは、徹頭徹尾一般市民の視点から物語が展開されている点と、突如パニックに放り込まれるという設定です。ただし、シェルターの外の世界は、『クローバーフィールド』と同じではありません。

本作の特徴としては、たった三人の登場人物で展開されるシェルター内の心理戦です。この部分は、演出の平凡さ(悪いわけではありません、普通です)をおぎなっている、シナリオに負うところが大きいのでしょう。

ただ、題名からして、ハワードが完全な嘘をついているわけではないのが(部分的にはついていますが)最初からはっきりしているのは、この映画の欠点です。むしろ、まったく無関係な題名を付けた方が、インパクトは強かったのではと思いますが、このスタッフだと、それでは客が来なかったかもしれませんね。ミシェル役のメアリー=エリザベス・ウィンステッドは、しっかり化粧すれば、とてもきれいそうですけれど、残念ながら、そういう役柄ではありません。

観て、損はしないと思います。

評者

hacker

更新日時

2017年05月06日 17時47分

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