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キングコング:骸骨島の巨神/hackerのコメント

rating11.0000

キングコング:骸骨島の巨神へのコメント

採点

rating1

コメント

『キングコング』(1933年)の3度目のリメイクです。ですが、ひどい!

レビュー

正直なところ、がっかり。監督の演出が平凡なのは才能の問題なので、あまり気にしませんが、そもそも作品の世界観のベースになっているのが『地獄の黙示録』と『ミスト』であって、『キングコング』(1933年)ではないのは気に入りません。それ以上に、シナリオたるや、いろいろな作品のオマージュではなくてパクリだらけで最悪です。思いつくまま並べ立てると、『ゴジラ』(2014年)『パシフィック・リム』『太平洋の地獄』『キングコング』(1976年)『ジュラシックパーク3』『飛べ、フェニックス』あたりでしょうか。

映画の始まりは太平洋戦争で日米のパイロットがお互いの飛行機を撃墜して、コングの島に落下傘で降下して、戦い合うという場面からで、この格闘シーンでは日本刀を米兵が手でつかんで防ぐのですが、日本刀にそんなことをしたら指がちょん切れてしまいますよ。さらにひどいのは、シリーズものならいざしらず、主役であるコングの姿をこの冒頭から登場させるとは…いったい何を考えているんですかね。怪獣映画の主役は簡単に姿を見せないのは常識なのに、あえて破ったのでしょうか。だとしても、この場面で戦った米兵なり、日本兵なりが、国に帰ってから、コングを探すために再訪するなら分からないではないのですが、全然そんな展開ではないのです。

結局、米兵は島に残るのですが、それから30年経っても、墜落した戦闘機の機関銃が使用できるとか、残ったガソリンが使えるとか、ちょっと乱暴すぎます。そもそもコングの島にアメリカ政府関係者が来る理由も、なんか弱くて説得力がありません。別にリアリティを求めているわけではありませんが、「嘘でいいから騙してほしい」というこちらの欲求は全然満足されません。

おそらく最大の問題は、キングコングに限らず「怪獣愛」が感じられない作品になっている点でしょう。この監督、映画館のスクリーンでオリジナルの『キングコング』(1933年)を観たことがないんじゃないでしょうかね。これに比べれば、失敗作として名高い『キングコング』(1976年)の方がよほどまともです。

評者

hacker

更新日時

2017年04月08日 16時35分

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2021年12月08日 07時34
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