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手紙は憶えている/おれんかのコメント

rating44.5000

手紙は憶えているへのコメント

採点

rating5

推薦数

+2

コメント

90歳の老人が主人公。主演するのは86歳と88歳。映画史上最高齢(?)かどうかは知りませんが、老人の動きに合わせてゆったりとしているようでありながら、緊張感漂い、目が離せない上に最後のどんでん返し。80歳を過ぎた名優たちの迫力。圧巻でした。

レビュー

じじばば大活躍と言わんばかりの映画は増えてきているとは言え、これほどある意味リアリティもあり、静かな緊張感に溢れ、老人が老人らしい動きで旅に出るだけなのに、なぜか一瞬たりとも目を離せない、迫力を伴う映画もそうそうないと思います。

老人ホームで再会したアウシュビッツの生き残りのゼヴとマックス。二人は戦犯として裁かれることなく逃げおおせているナチス残党を許せない。ふたりは約束をします。ゼヴの妻ルースが死んだら、体の不自由なマックスの代わりにゼヴが復讐の旅に出ると。痴呆が始まり、記憶の怪しいゼヴのためにマックスはすべてを手紙にしたため、ゼヴに託します。マックスの緻密な調査により、二人の家族を殺した看守、オットー・ヴァーリッシュはルディ・コランダーの名でアメリカ市民として暮らしていると。4人のルディコランダーの名前と住所が記され、ゼヴはひとりひとり訪ねていきます。
ひとりはアフリカ前線にいた元兵士、二人目は同性愛でアウシュビッツに収容されたドイツ人、3人目はすでに鬼籍だったものの、人違い。最後の一人に絞られ、痴呆のゼヴですら聞き覚えのある声。裁きを下そうとした瞬間、衝撃の真実が暴かれます。

マックスの執念の復讐劇、なぜ、ゼヴの妻ルースが死んだらだったのかも分かります。後に理解できる伏線も素晴らしいです。
ゼヴを操ったマックス演じるマーティン・ランド―、車椅子の老人ですがその恨み、執念のこもった表情と存在感はド迫力でした。

そのストーリー展開もですが、名優とはこういう人たちなのだとうならされる映画でした。

評者

おれんか

更新日時

2016年11月18日 22時18分

コメントの推薦

参考になる すごく興味深いです。観ようと思います〜 *おれんかさん、お久しぶり〜 2016-11-25
ドンペリ
読んで楽しい 2016-11-19
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2021年10月19日 21時41
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