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リンゴ・キッド/hackerのコメント

rating33.0000

リンゴ・キッドへのコメント

採点

rating3

コメント

実在した左利きのガンマン、ジョニー・リンゴを登場させたマコロニ・ウエスタン。ただし、史実とは無関係です。

レビュー

セルジオ・コルブッチ監督が、彼のもっとも有名な映画『続・荒野の用心棒』と同じ1966年に撮った作品です。もっとも、どちらが先に製作されたのかは、ネット検索をしても、情報が矛盾していて、よくわかりません。

さて、本作はいかにも色男風のマーク・ダモン演じる、賞金稼ぎ別名ジョニー・オーロ(黄金のジョニー)が活躍するマカロニ・ウエスタンです。左利きで黄金の銃を持っているというキャラクタからして、てっきり想像の産物と思っていましたが、本名ジョニー・リンゴ、通称リンゴ・キッドは実在した人物だったのですね。もっとも、映画の内容は、史実とは無関係です。

西部劇の名作中の名作『駅馬車』(1939年)で、ジョン・ウェインが同名の役を演じましたが、そこでも描かれているように、実際に三人を相手にしての兄の仇をうったというエピソードの持ち主でもありますから、拳銃の名手であったことも事実なのでしょう。

ところで、本作ですが、保安官事務所にたてこもる状況や、最後のダイナマイトの爆発にいたるまで、完全にハワード・ホークス監督の傑作『リオ・ブラボー』(1959年)のコピーであり、オマージュです。ただ、さすがにこの時代、直接映し出すことにはかなり遠慮気味ですが、女子供を平気で殺したりする描写や、情け容赦ない悪人たちや、ズームアップする人の顔のクローズアップの多用などに、コルブッチらしいさが表われています。

全体としても、水準をクリアした西部劇と言えそうです。逆に、それ以上ではありません。マカロニ・ウエスタン、特にコルブッチのファンの方にはお勧めします。

評者

hacker

更新日時

2016年09月11日 13時04分

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2021年11月28日 09時19
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