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ゴジラ(2014)/hackerのコメント

rating44.0000

ゴジラ(2014)へのコメント

採点

rating4

コメント

ゴジラ第一作(1954年)以来、最良のゴジラ映画です。

レビュー

「ゴジラに何を見るか」という、ゴジラ映画で最も大切な精神がしっかり残された映画です。今回は「人間が自然(若しくは原子力)をコントロールできるとは思い上がりもはなはだしい」という主張が、はっきり打ち出されています。

ビキニ環礁での水爆実験、(地震まがいのものー敵役ムートーの地中移動ーが引き起こした)原発事故、放射性廃棄物、何ももたらさない核兵器の使用、現在の原発と核兵器の危険性に関連する話題をすべて盛り込んだところに、1954年の第一作『ゴジラ』で原水爆の象徴として東京を火の海と化した怪物が体現したものを、再現していることは間違いないでしょう。

本作で最も印象的な場面が、渡辺謙演じる第一作でゴジラを葬り去ったオキシジェン・デストロイヤーの発明者芹沢博士と同じ名前の博士が、1945年8月6日8時15分、広島原爆投下時で止まったままの父の形見の懐中時計を見せて、ゴジラとムートーに対して水爆を使用することを止めるようにうったえるところであるのも、その表れです。

しかし、そういう背景の精神はさておいても、ゴジラ映画にとどまらない、怪獣映画へのオマージュを散りばめた面白い作品に仕上がっていることも事実です。

『キングコング』以来おなじみの走る列車を襲う怪獣、『クローバーフィールド』の怪獣と『空飛ぶ大怪獣Q』の怪獣と平成『ガメラ』シリーズのギャオスを合体させたようなムートーのデザイン、『大怪獣バラン』のバランの背びれと同じゴジラの背びれ、爆弾を飲み込んで死に至るバランと同じやり方で二匹目のムートーを倒すゴジラ、その箇所にはキングコングが肉食恐竜を倒す場面も反映されていたりして、怪獣映画のエッセンスがびっしり詰まっています。しかし、最も感心したのは、ゴジラの「重さ」をしっかり表現していることです。ファンならば、マリオ・ブラザーズのように動くゴジラなど見たくないのです。

ゴジラは永遠に不滅です。人類が生き残っていればですが...

評者

hacker

更新日時

2014年08月16日 18時06分

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