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ポリス/hackerのコメント

rating44.0000

ポリスへのコメント

採点

rating4

コメント

製作当時は日本公開されず、『ソフィー・マルソーの刑事物語』という邦題で、ビデオ化された作品です。この題では観る気になれませんでした。

レビュー

モーリス・ピアラという監督は、あまり意識していなかったのですが、イメージフォーラムで特集をやっていたので、この作品を観てきました。

まず、ビデオの邦題と違い、どう見てもソフィー・マルソーの映画ではなくて、ジェラール・ドパルデューの映画です。役者の格から言って、当然と言えば当然ですが、ドパルデューはこの作品でベルリン映画祭主演男優賞を受けています。

彼が演じるのは、パリ警察の刑事で、取り調べには荒々しい手を使うのも厭わず、麻薬の売人の弁護士とも親友という、ダーティ・コップです。正義のために手段を問わないというよりは、仕事のために刑事をやっていて、犯罪者をあげればよくて、彼らが裁判で有罪になろうが無罪になろうが頓着せず、麻薬の売人とも付き合うという、実にいい加減な刑事です。

一方、ソフィー・マルソーは売人の情婦で、とにかく嘘つきで、売人の金は盗むし、計算づくで誰とでも寝るという役どころです。この二人が恋愛関係になるという、お定まりの展開です。

モーリス・ピアラ監督は、二人の俳優を同一画面に入れて、顔のアップだったり、バスト・ショットだったりしますが、その二人の会話と対峙でテンションを盛り上げる演出方法を採っています。このやり方だと、ドパルデューの顔の表情が実によく分かって、彼の演技力が印象付けられるように仕上がった作品です。

彼に比べると、ソフィー・マルソーは悪くはありませんが、そもそもあまり好みの女優でないこともあって、印象は薄いです。それよりも、当時19歳だったサンドリーヌ・ボネールが、実年齢通りの娼婦を演じていて、その美しい裸身と共に印象的でした。

なお、1985年製作の本作ですが、パソコンもワープロも登場せず、刑事たちがタイプライターで調書を作っているのが、今となっては時代を感じさせますね。

評者

hacker

更新日時

2013年11月23日 17時19分

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