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舟を編む/ドンペリのコメント

rating44.0000

舟を編むへのコメント

採点

rating4

推薦数

+1

コメント

良い映画でした。
タイトルどおり「舟(辞書)を編む(編纂)」物語なのは言うまでもありませんが、「日本語という言葉」が題材ですから、それだけでも観る者を引きつける力があると思うのです。

レビュー

長い年月をかけ、『人の手』によって、私たちが日々話す日本語の意味を明らかにしていく辞書作りの緻密な作業の素晴らしさは、充分描けていたと思う。

「見れる」「食べれる」の「ら抜き」言葉は、私は大嫌いですが、あまりに当たり前に彼方此方で聴かれるので、耳が慣れてしまうのでしょう、気が付けば私も使ってしまっている。これら「ら抜き」言葉も、現代語としての観点から辞書に入れるというくだりもあり、また、若者言葉を先生が合コンに参加して仕入れてくるなど、言葉の移り変わりを思わずにはいられないが、何十年もかけて辞書を作っているうちに、どんどん新語が増えていきそうで怖い。 同時に、日本人たるもの、美しい日本語を話したいものだ、と改めて思う。

辞書の仕上がりまで二十年近くと聞けば、「ひょっとして加藤剛が・・・。」&「急がなくては、という台詞が出てくるのかな?」と、私が想像した通り(同感の人も多いでしょうが・・)の展開になり、やっぱりネと思いながら、映画ずれした自分をちょっぴり残念に思ったりした。

本作を観ながら、私は大学の春休みや夏休みに、ある所で文書の校正の仕事をしたことがあるのを思い出した。
私の見落としが、そのまま世に流れては申し訳ないという一心で、かなりの意気込みで集中し、仕事量も沢山こなした。文字だけを目で追っていく作業、これが結構疲れるのだ。それを思い出したからというわけではないけれど、本作は私の琴線に触れ、何度も込み上げてくる場面があり、自分でも驚いた。


★松田龍平は、周囲の役者に助けられていることは否めませんが、なかなか好感が持てる演技でした。
★オダギリジョーが一人で盛り上げていましたが、やっぱり巧いわね、彼。

評者

ドンペリ

更新日時

2013年11月18日 12時04分

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