みんなで作る映画データベース
  1. トップ
  2. 映画一覧
  3. スリルとサスペンス
  4. 恐怖
  5. スプライス
  6. hackerのコメント

スプライス/hackerのコメント

rating33.0000

スプライスへのコメント

採点

rating3

コメント

遺伝子操作によって、人間に類似した「怪物」を作り上げてしまうという、現代的な「フランケンシュタイン」映画

レビュー

某薬品会社の研究所に勤める、クライヴ(エイドリアン・ブロディ)とエルサ(サラ・ポーリー)の公私共にカップルの科学者が、特にエルサの主張によって暴走し、会社に無断で自分たちの実験を推し進め、ドレンと名付けた人間の女性に似たクリーチャー(デルフィーヌ・シャネアック)を作り出します。水陸両生で、必要なら翼も生えて飛ぶこともでき、知能もそれなりにあるドレンは、やがてクライヴを生殖の相手と見なすようになるのでした。

もちろん『フランケンシュタイン』が、この作品のメインのアイデアですが、クリーチャーと人間のセックスという観点では、『ドクター・モローの島』や『ブレード・ランナー』も連想させますし、美しくさえ見える時のあるクリーチャーの不気味さよりも、マッド・サイエンティストの不気味さの方が印象的です。

ただ、残念なことは、エルサの狂気の元凶である、彼女の母の狂気と、それが与えた影響の描写が深みにかけることです。というか、その部分の描写は、ほのめかされはしますが、ほとんどないのです。ですので、クライヴのエルサに対する優柔不断さはともかく、エルサの暴走振りの背景が、いまひとつピンとこないのです。これは、上映時間の関係でカットしてしまったのかもしれませんが、シナリオの弱さと言われても仕方ないでしょう。

それと、ドレンの外見と能力からは仕方ないのでしょうが、CGの使用過多の感は否めなくて、私としては気になります。

総じて、物語としては悪くありませんが、もっと緊張が盛り上がってもおかしくなかったように思います。やや平凡な仕上がりになってしまったようですね。

評者

hacker

更新日時

2012年12月17日 12時57分

コメントの推薦

データがありません
2021年12月07日 05時48
2021年12月07日 05時48
©ずばぴたテック