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危険なメソッド/おれんかのコメント

rating33.0000

危険なメソッドへのコメント

採点

rating3

推薦数

+1

コメント

舞台になるスイスやウィーンの風景と静かな音楽はとても素敵です。
ただ、あまり共感できず、ピント外れ感が残ります。私の知識不足のせいなのかしら?

レビュー

今の半分以下の年齢の頃に、乱読雑読の一環としてフロイトもユングも一通り読んではいます。 でも誰が何を言ったという細部はもう覚えていません。
キイラ・ナイトレイが迫真の演技で熱演しています。 彼女の一大挑戦だったのかもしれませんが、眼ヂカラがあり過ぎて恐いのです。 後に彼女はりっぱな精神科医になるそうですが、彼女の患者には絶対なりたくありません。だって恐いんだもん。悪夢にうなされそう。

フロイトが提唱したものの自分では実践をしなかったという「危険なメソッド」がどれを差しているのかもよくわからない。 ユングの学術云々よりも人間関係が焦点なのは判りますが、格となる登場人物たちは確実に名優で、熱演しているにもかかわらず、なんかいやな感じなのです。 そして主人公のユングが一番共感できない人ですね。ファスベンダーは結構好きなのに。この映画(または原作)はユングを貶めるためのものだったのでしょうか。いやな奴にしか見えません。

天使のように美しい妻は裕福で、ユングは生活には一切困らない。妻の資産の恩恵にぬくぬくとして、たいした研究もせず(のようにしか見えませんよ、この映画では)イチ患者に溺れ、都合が悪くなったら別れる。フロイトとの関係もそれほど深いものには見えません。
ユングが道を外してしまう患者のザビーナはユダヤ系ロシア人で、彼女と別れた後にできる愛人もユダヤ系。でもザビーナの面影云々というより、アーリア人であるユングが自分が優位に感じられるユダヤ人女性を愛人にしているだけのよう。ザビーナとのスパンキングも熱情と言うよりは、貶めても構わない、ユダヤ人だからで、彼女への愛情やレスペクトがあるように思えません。
ユングの師のフロイトもユダヤ人なのです。

話自体はユングとザビーネの出会いと別れまでなのですが、最後のクレジットでそれぞれのその後が紹介されます。ザビーネはナチスに殺され、ユングは名声を得るのですが、これもドイツ人だったから? と思ってしまいます。

奇しくも全く別の興味で、1962年製作のフロイト映画を見たのですが、そちらの方がかなり綿密で面白いと思いました。

もし、よかったらこちらを参考に
http://lenechen-lenechen.blogspot.jp/2012/11/freud_15.html

評者

おれんか

更新日時

2012年11月15日 10時17分

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参考になる 2012-11-15
hacker
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