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女囚さそり けもの部屋/hackerのコメント

rating33.0000

女囚さそり けもの部屋へのコメント

採点

rating3

コメント

タイトル・バックはシリーズでも最高ですが…

レビュー

タイトルが出る前に、地下鉄の車両の中で、主人公松島ナミ(梶芽衣子!)を捕らえようとする刑事(成田三樹夫)との格闘シーンがあり、ナミは手錠をかけられるのですが、相手の腕がドアに挟まれた隙に、その腕を切り落とします。そして、手錠の先に腕をぶらさげたまま、街中を疾走して、逃げるのですが、これがタイトル・バックになっていて、望遠レンズで捉えられた、梶芽衣子のその姿に驚いて(そりゃそうでしょう)、一般の通行人が振り向く様が、凄みのあるおかしさで、なかなかお目にかかれないタイトル・バックです。オーソン・ウェルズの『黒い罠』の冒頭の有名な長廻しを思い出す、と言ったらほめ過ぎかもしれませんが、インパクトは大きいです。

ですが、肝心の物語がねぇ。かなり荒っぽいのです。もちろん、無茶苦茶な展開をするシリーズであることは承知しているのですが、脱獄犯で重要指名手配中のナミが、普通に働いたりしているのは、やはり無理でしょう。第一、梶芽衣子みたいな美人が、平気で顔をさらして歩いていたら、すぐ捕まってしまいますよね。

他にも、ナミの手から逃れる目的で、わざと刑務所に入った女(李礼仙)への復讐のため、別人になりすまして、ナミが刑務所に入るという展開も、いくらなんでも、日本の警察は、そこまで間抜けではないでしょう。

こういう物語ですから、嘘はあっても全然構わないのですが、それにしてもね….なのです。

また、下水道にナミが逃げ込む場面では、『第三の男』、『地下水道』、『美女と液体人間』へのオマージュが、冒頭で切り落とした腕を墓地に埋めておいたのを、犬が掘り出してくわえて歩くのは『用心棒』へのオマージュが捧げられていて、こういう部分は楽しかったですね。

評者

hacker

更新日時

2011年08月22日 17時08分

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2021年11月28日 11時41
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