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夏の終止符/hackerのコメント

rating22.0000

夏の終止符へのコメント

採点

rating2

コメント

ジョン・ブアマンの『太平洋の地獄』を北極圏に置き換えたような話ですが…

レビュー

舞台は北極圏にあるロシアの気象観測所、荒涼とした風景の中で働いている二人の男(中年熟練者セルゲイと未熟な若者パーシャ、ティピカル!)の仕事は、周辺の放射能測定し、無線で定期的に本部(何の本部か分かりません)に報告することのようです。

「ようです」というのは、こういうことに対する説明がほとんどないからです。本部への報告も、数字の羅列で、何のことだか観客には分かりません。昔軍事基地が近くにあったらしいのですが、それと関係があるのかも分かりませんし、チェルノブイリと何か関係のあることなのかも分かりません。二人の住んでいる観測所は海辺にあり、その近くには、いくつかの建物があり、周囲には山があるのですが、それらとの位置関係も、よく分かりません。

物語は、ある時、セルゲイは留守をパーシャに任せて、鱒釣りに出かけるのですが、パーシャは寝過ごして(白夜なので、睡眠のコントロールが難しいのです、これに対しても、特に説明はありません、推測するのみです)、観測できなかったので、でたらめのデータを報告してしまいます。その時のやり取りで、セルゲイの妻子が事故にあって、重体だということも知らされます。帰ってきたセルゲイに、(ここは全く理解できないのですが)パーシャは妻子のことを言うことができません。セルゲイは、すぐにパーシャがでたらめのデータを報告したことを知り、激怒します。ここから、二人の間は険悪になって….

お分かりのように、説明がきわめて下手、あるいはほとんどない映画なのです。説明然とした説明をされても白けるのですが、これも困ります。二人の行動も、どうも突飛なものに思えることばかりで、二人しかいない登場人物の性格も、分かったような、分からないような、曖昧そのものです。

要するに、ドラマとしての基本がなっていないのです。時として、映し出される素晴らしい北極圏の風景も、それをカバーするには至っていません。もしかしたら、もっと長いヴァージョンをカットした結果、こうなっているのかもしれませんが、観ている側には分かりませんからね。

評者

hacker

更新日時

2011年08月16日 11時33分

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