みんなで作る映画データベース
  1. トップ
  2. 映画一覧
  3. スリルとサスペンス
  4. 武術アクション
  5. 眠狂四郎無頼控 魔性の肌
  6. hackerのコメント

眠狂四郎無頼控 魔性の肌/hackerのコメント

rating33.0000

眠狂四郎無頼控 魔性の肌へのコメント

採点

rating3

コメント

「神が人を作ったのではない。人が神を作ったのだ。」(劇中より)

レビュー

眠狂四郎というヒーローの大きな特徴は、徹底した無神論者だという点でしょう。こういう剣戟ものの主人公で、神や仏を論じだすと、正義のヒーローとしてはまずい立場になることもあるのでしょうが、その点、狂四郎は完全なダーティ・ヒーローである分、堂々と(?)無神論を展開できる立場にあります。冒頭の台詞など、ある意味ありふれてはいるのですが、時代劇の中で、これが語られること自体は、極めて特異でしょう。

本作は、キリスト教から派生した、カルト宗教集団を取り扱っていて、彼らのとの最後の対決の場面で、この台詞が述べられるのですが、題材としても、1969年のチャールズ・マンソン事件を先取りしていたような印象を、今となっては受けます。

狂四郎のダーティ・ヒーロー振りは、シリーズ物の宿命かもしれませんが、本数を追うごとに過激になっていき、それは、エロスやバイオレンス描写にも反映しています。もちろん、現在の感覚からは、ある意味可愛いものですが、当時としては、それなりにアピールするものがありました。残念なことは、物語の荒唐無稽度合いも進んでしまい、本作など、かなり無理な展開ぶりです。

しかし、悪人だらけのキャラクタの中で、唯一純情無垢な女性を演じた、鰐淵晴子の可愛いこと!あまり和服が似合う風貌ではないと思っていましたし、実際、かなりその通りでした(失礼!)が、男装した旅姿は、本当にきれいでしたね。見直してしまいました。

ところで、女性が男装で旅をするというシチュエーションは、時代劇では珍しくないのですが、いつも思うことはのは、風呂はどうしていたのでしょうね。まさか、ずっと入らなかった訳ではないと思いますが...。

評者

hacker

更新日時

2011年01月09日 21時08分

コメントの推薦

データがありません
2021年12月05日 13時31
2021年12月05日 13時31
©ずばぴたテック