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「猫は家につく」「犬は人につく」と昔から申します。まさにその通りです。
この映画、男性の方がくるよ・・・私のささやかな統計では。
主人亡き後、
来る日も来る日も 同じ時刻に駅に来て主人の帰りをジーッと待つ犬・・・・
その姿を想像しただけでたまりませんでしょう。
ここまでされちゃうと脚色されてようがどうだろうが関係ない、
泣かせる映画を作ったんだから、素直に泣こうじゃないの、っていう気分。
その時はそんなこと考えずに、ただただ泣けた泣けた、の映画でした。
でもハチじゃなくても、そういう犬が実際にいましたよ。
ご主人が病院で亡くなったのに、(まだ入院していると思っているのか)
毎日毎日病院の入り口に来る犬のことをドキュメンタリーか何かでやっていました。
犬は‘やらせ’ではありませんでした(笑)。もう、たまりませんでしたよ〜。
それを見た日本中の人が「ハチ公とおんなじね」と言っていたでしょうね。
幼い頃母の実家に家族で行き、私達が夜帰る時、
都電の停留所まで母の実家で飼っていた犬(ポインター)が見送りについてきたものです。
昔は犬が独りで歩いていると‘犬殺し’といって連れていかれることがあったので
私の父が「ジュン、もう帰りなさい」と言っても私達が都電に乗るまでジッとそばに居たの。
そして都電が動き出し見えなくなると、一人でトボトボ帰って行くの。
そんなことを経験しているので、泣けた泣けた。
終わりの方でハチが‘たらい回し’になるのもかわいそうで仕方なかったわ。
確か当時かなり宣伝していて、私は劇場で観たのですが結構混んでいたんです。
周りの人が皆犬好きの人ばかりに見えて仕方ありませんでしたね。
その後テレビでみたら、複数の犬を使っているのがミエミエのところもありましたが、まあいいでしょ。
*この仲代達矢の演技は好きです。
2006年09月16日 01時39分
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2006-09-17 |
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2006-09-16 |