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七人の無頼漢/hackerのコメント

rating55.0000

七人の無頼漢へのコメント

採点

rating5

コメント

アンドレ・バザンが絶賛した西部劇。ようやく見ることができましたが、やはり傑作でした。

レビュー

監督のバッド・ベティカーは他の作品を見ていませんが、原案・脚本はバート・ケネディー、制作はアンドリュー・V.マクレガン、撮影はウィリアム・H.クローシア、主演はランドルフ・スコットという西部劇のプロたちが終結した傑作です。

鉄道の襲撃に捲き込まれて殺された妻の復讐のために、七人の犯人を追う元保安官ストライド(ランドルフ・スコット)、彼は保安官選挙に敗れた後、副保安官の職をオファーされたものの、プライドが許さず、妻が働くことになったために事件に捲きこまれたことに深い後悔の念を抱いていたのでした。

本作は、冒頭、の雨の中で二人の犯人が野宿しているところに雨宿りのふりをして現れたストライドが、さり気ない会話の後で二人を倒す場面が、撃ち合いを直接描いていないこともあって、まずとても印象的です。

そして、随所にみられる画面の奥行を活かした構図の見事さ、西部劇の最大の魅力である広い空間での撃ち合い、更には、ランドルフ・スコットを完全に喰ってしまった悪役リー・マービンの素晴らしい存在感、これぞ西部劇という見本のような映画になっています。

復讐を終えたストライドが町を去る後ろ姿を見送ったアニー(ゲイル・ラッセル)、彼女も夫を失ったばかりでカリフォルニアに行こうとしていたのですが、駅馬車の御者に荷物を降ろすように言い、「残るのかね」と聞かれ「ええ、しばらくは」と答えるラストも、余韻の残る終わり方です。

日本の任侠映画と同じように、人気のあった時期に大量生産された西部劇の一つではあるでしょうが、いわば西部劇の様式がある種の頂点を極めた映画です。

評者

hacker

更新日時

2018年04月30日 08時09分

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2021年01月21日 02時09
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