マイナーでも、結構見れるのがすごいです。
原題が良いですね。直訳すると、「世界に挑戦したモンスター」ですものね。で、登場するのは、目がまんまるで、かわいらしい芋虫の大きいの、といった風情のモンスターです。しかし、このモンスター、なぜかカタツムリの一種らしく、完全な肉食ですし、卵は千の単位で産むし、何匹もいるので、早く退治しないと、世界中にすぐ広まる懸念がある、という設定で、映画は進みます。
ただ、もしかしたらモスラの元ネタかな、とか、泳いでいる人間が襲われる場面、特に水着姿の女性が悲鳴をあげて水の底に引き込まれて、無残な死体で発見される場面など、『ジョーズ』の元ネタかも、とか思いながら見ていると、結構楽しめます。
それと、50年代のアメリカSF映画は、白黒の撮影もそうですが、基本的な編集術もしっかりしているので、無茶苦茶な撮り方とかにはならないのですね。俳優さんも、きちんと演技をしています。
意外に面白いですよ。マニア向きであることは、否定しませんけれどね。
2010年12月19日 21時56分
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