みんなで作る映画データベース
  1. トップ
  2. 映画一覧
  3. ドラマ
  4. 人生と生活
  5. グーグーだって猫である
  6. ドンペリのコメント

グーグーだって猫である/ドンペリのコメント

rating33.0000

グーグーだって猫であるへのコメント

採点

rating3

推薦数

+2

コメント

このタイトルから、私同様「猫ちゃんを見に行くべ」と、場内はやっぱり猫好きな人が多かったようだわ・・・

レビュー

猫ちゃんと、麻子と、麻子に連鎖する人たちと、吉祥寺が、ほどほどの加減で描かれているけれど、それらの羅列になって、結構さっぱり感覚でまとめられていました。なのでなんとなく予想とは違いましたね。
‘コメディっぽい部分’は、あまり可笑しくないでしたけど、楳図かずお氏が出てきたり(あの手も出てくる)、井の頭公園に始まり、行列で有名なメンチカツ店が出てきたりとアド街ック吉祥寺版でしたが、原作者が、20余年生きてきた吉祥寺をこよなく愛していたのだろうな〜と思う。そういえば一時吉祥寺が流行ってデートでお洒落なお店に行った頃を思い出させてくれた。その頃は通ぶって「ジョウジ」とか呼んでいたような気がする・・・私たちだけかな?


猫と原作者の関係は、想像していたものよりあっさり描かれていたけれど、何十年も漫画を描き続けて突っ走ってきた独身女性の原作者大島弓子(映画では麻子)を思うと、二人(?)で寄り添って生きてきたサバが亡くなった喪失感は、サバとの生活が描かれていなくても容易に想像することが出来る。サバが人間になって現れるところで、どれだけ彼女がサバに助けられていたかも解るというものです。
私の予想に反し、二代目猫グーグーの出現によって、彼女が元気を取り戻すという単純な図式ではなく、麻子と猫の密接な関係をそれほど強調して描いていないというフェイントを、どう捉えたものだろうかと考えるに、どうやら本作、人と人、人と動物、それぞれが関わり合いながら生きているごく日常をほんわか描きながら、大島弓子の人となりを優しく描いたのだと思うことにする。
加えること、原作者が卵巣ガンの手術という部分も重くならずに描かれており、映画にして、あれもこれも詰め込んだ結果、ややまとまりに欠ける感はある。猫と作品と恋愛と病気などなど、エピソードは沢山あるのに、脚本にもうひと工夫欲しいところかな〜とちょっぴり残念だ。
でも漫画家大島弓子という女性(実は彼女の作品は見たことがない)を少し解ったような気がする。
自伝的原作の方はずっと面白いのだろうな〜と興味が沸いた次第です。



麻子が買ってきた子猫グーグーが箱からピョイと顔を出したり、♪みゃーん♪と鳴くだけで、水曜レディスデイほぼ満席に近い場内(男性はパラパラ)では「キャッ」とか「ゥフッ」とか思わず声を出してしまう人が何人かいるというリラックスムードが漂っていた。なーんだやっぱり私も含めて猫好きの人の集まりだわこりゃ、と思いながら見ていた。・・・あ、もちろん原作者大島弓子さんのファンもいらっしゃるとは思いますが。

本作は、猫に頼り切った映画ではない点には好感が持てる反面、個人的に猫を見に行った私は、子猫グーグーの可愛らしい時期の映像をもっと沢山入れてサービスしてくれても良かったにゃ〜と、思わず欲張ってしまう。
大きくなったグーグーも、猫を飼っている者としては、猫の持っている独特の仕草の愛らしさが映せていないような気がした。監督は猫と暮らしたことがないのかな〜なんて思ったりした。
それでも1,000円DAYで そこそこ楽しめました。


加瀬亮は巧いわね〜。役によって顔まで違って見えるんだもん。
それはさておき、キョンキョンは、キョンキョンのムードのまんま‘自然に、素敵に年を重ねて’とても綺麗で
すね。‘50代キョンキョン’に向けて、残りの40代をどう過ごすのかな〜なんて考えながら見ていました。

評者

ドンペリ

更新日時

2008年10月03日 15時03分

コメントの推薦

参考になる 猫に頼り切った映画も嫌いではないです・笑。 2008-12-25
まんだむ
参考になる 2008-10-05
 
2021年12月06日 21時32
2021年12月06日 21時32
©ずばぴたテック