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デビルズ・リジェクト 〜マーダー・ライド・ショー2〜/ドンペリのコメント

rating44.5000

デビルズ・リジェクト 〜マーダー・ライド・ショー2〜へのコメント

採点

rating4

推薦数

+1

コメント

何これ!いやはや驚いた! これはホラー映画ではないわね。

ネタバレ

このレビューは物語の核心部分が明かされています。

レビュー

深夜0時前に ひょいとWOWOWをみたら本作が始まるところで、
歯を磨きながらちょいと見始めたら、これが冒頭から面白そうなのよ。

ややバイオレンス&ホラー気味で、それらにピッタリの粗い映像で、
全体に暗いし、手持ちカメラの揺れもあるので、「どうかな〜?」と
思いながら見ていると、気がつくとそれらは全然気にならず結局最後
まで目が離せないという、そんな魅力のある映画なのでありました。
深夜にこんなのを独りで観ている私も、なんなんだ(映画好き)と
思わず笑ってしまった。然らばコメントを書きましょうという気にも
なるわいな〜。(その前に本作を登録しましたわよ)
本作のタイトルに〜マーダー・ライド・ショー2〜と付いていますが、
マーダーライドショー1は見とりませんで、比較は出来ません。





「あるクレイジィな家族」が残忍な殺人を繰り返していくロードムーヴィ
ってところなんですが、その狂いっぷりったらない。

この‘狂気殺人ファミリー’を、監督は最後まで見放さずに愛着を持って
徹底して描き切ったところに、ホラー映画とはまたひと味違うテイストの
映画になっていて、映画としての面白さが充分あるのには正直驚かされた。

その家族はまるで趣味のように残虐殺人を続け、過激シーンもあるけれど、
それが吐き気をもよおすほどではないという映像のセンスなのだ。
所謂エゲツナイという表現までは、いっていないのである。
だけれど見ている方は その残虐度を理解出来るようになっているのだ。

さて、彼らに兄を殺された保安官は復讐に燃え、彼らを執拗に追うのだが
法などあったもんじゃない保安官の狂いっぷりも半端でなく見ものとなる。
保安官を演ずるウィリアム・フォーサイスがこれまた見事にハマッテいる。

クレイジィファミリーの面々は個性的で凄い。最初に捕まってしまう母親
を始めとして皆薄汚く、退廃の極みを表現し、スキンヘッド親父のキッチュ
なメイクも本作のためにあるようなもので、人物の造形豊かに 皆が画面
の中でクレイジィに動き回るのだ。保安官も負けず劣らずのクレイジィ指向
になり「ファミリー」対「保安官」はどちらも見劣りしない存在感で描かれて
いる点は見事だと思うのだ。なので面白味が増しているのだ。

「目には目を」で、終結かと思わせておいて、まだ先がある。
ラストは「明日に向かって撃て」なのでした。

あれこれ見たことがあるような感じだが、「なんだおんなじやん」とは
がっかりさせられないから不思議。この監督の味付けで楽しめちゃう。

この監督ロブ・ゾンビとは誰ぞやと、ちょっくら調べたら、何とロック
野郎だったのですね。これには驚きです。
「俗悪でコミカルなホラー趣味を全開するインダストリアルなヘヴィ・
ロックが話題を呼ぶ。90年代半ばに全米でもトップ10に入る人気バンド
となるが、98年に活動休止。」ですって。

ほう、なるほどなるほど、何度もこっくりと頷いてしまう!
独特の映像とロックで、最後まで見せ切っちゃうし、映画のセンスがあるのね。

評者

ドンペリ

更新日時

2008年03月05日 00時49分

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