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ライラの冒険 黄金の羅針盤/葉直のコメント

rating33.0000

ライラの冒険 黄金の羅針盤へのコメント

採点

rating3

コメント

まだ序章で、お楽しみはこれから、といったところでしょうか。
〔スクリーン×1〕 ネタバレは分けてあります。

ネタバレ

このレビューは物語の核心部分が明かされています。

レビュー

世界観やキャラクターやツールなどの説明が、物語の進行と展開に折り込まれていきます。それでも説明し切れていないところがあるので、映画を観るときに細部が気になってしまう方は、『映画を読み解くキーワード』http://www.goldencompassmovie.com/blog/jp/featured/movie/keywords/
を確認されて行くといいでしょう。このページは羅針盤以外の画像は無く文章説明ですので、鑑賞前に向いていると思います。

今回は私たちが生きる世界と酷似しながら並列して存在するパラレルワールドでのお話であるにも関らず、あまり気持ちが入っていけないのですが、原因は映画作りのノウハウによるものだけではなく、主人公ライラが強過ぎることにもありそうです。
ライラはまだ12才ですが、時折、自分の勇気を奮い立たせようとする以外は、意思の強さ、判断の確かさ、行動力がずば抜けていることにかけて、ただただ驚くばかりです。彼女は、観客の同情も心配も手助けも必要としないのです。(なぜそうであるかはネタバレになるので最後に書きます。)

ですがこれを、『ロード・オブ・ザ・リング』と同じ映画会社ニューラインシネマ(ワーナー・ブラザース吸収されるとのこと)によるものと考えたとき、面白い対比ができます。

『ロード〜』の主人公は若い男子=フロドで、最後までひたすら重荷に耐え苦しむ人物で、観客は常に彼を気にかけながら一緒に進みました。そして最終章のラストにきて『ロード〜』の本質が明らかにされたとき、人たるものに突き付けられたメッセージに足元を揺さぶられるような思いがしました。
原作が違うのですから、当然別々に考えなければなりませんが、同じく3部作の形をとり、フロドと全く対照的なライラを通して、今度は何を見せてくれるのか楽しみにするのも一興かと思います。


ところで、予告編を何度見ても、主人公の女の子が、ルキノ・ヴィスコンティ監督の『ベニスに死す』の美少年タジオによく似ていると思ったのですが、本編ではそうでもありませんでした。少し残念。


では、ライラの強さの理由をネタバレです。
ただし私は原作未読ですが、読んでいる人にはわかっているのだろうと思います。



















考え方の一つとしてですが、親から受け継いだものだということです。
ライラの父はアスリエル卿(ダニエル・グレイヴ)で頭脳明晰、行動力抜群。
ライラの母はコ−ルター夫人(ニコール・キッドマン)で激しいほどに強い心の持ち主。
なのです。この事実が分った場面で、私はライラの性格に納得しました。

評者

葉直

更新日時

2008年03月07日 01時37分

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