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アマデウス/第三の男のコメント

rating33.8750

アマデウスへのコメント

採点

rating5

推薦数

+2

コメント

「神に愛された男(アマデウス)」への、「神に愛されなかった男」の嫉妬と愛の物語(と、誤解を恐れず書いてしまおう)。
※以下、「ディレクイターズカット」版を見てのレビューです。

レビュー

宮廷作曲家として絶大な権力を持っていたサリエリ。天才につきものの奇行が過ぎて定収を得られず、貧困のうちに亡くなったモーツァルト。こう書くと「勝ち組」「負け組」の構図は歴然としているが、勝ち組のはずのサリエリにはない、天賦の才能がモーツァルトにはあった。それをただ1人見抜いたサリエリ。嫉妬からモーツァルトを追い詰めて行くサリエリだが、モーツァルトが惨めになればなるほど、彼の心は休まらない。そう、彼の嫉妬は愛情の裏返しだったから(最後のコンスタンツェとのやりとりがそれを暗示している)。そのサリエリの姿が涙を誘い、苦境などものともせず、ひたすらに音楽に打ち込むモーツァルトの姿がまた哀れである。モーツァルトのアイディアをサリエリが書き取って行く場面など涙ものである。

サリエリが愕然としたモーツァルトの美しい音楽は全編に散りばめられている。しっちゃかめっちゃかなモーツァルト本人の実生活とのギャップ、そして凡人サリエリとのギャップ!

※この映画の2人の関係は(恐らく)フィクションだが、『ベニスに死す』のアッシェンバッハとタッジオにとっても似ている気がするのだ...

評者

第三の男

更新日時

2006年12月10日 22時29分

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参考になる 2006-12-11
 
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2021年12月08日 07時01
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