みんなで作る映画データベース
  1. トップ
  2. 映画一覧
  3. ドラマ
  4. 世界最速のインディアン
  5. ドンペリのコメント

世界最速のインディアン/ドンペリのコメント

rating44.0000

世界最速のインディアンへのコメント

採点

rating4

推薦数

+2

コメント

予想を遥かに超え、満足度も加速した映画でした。

レビュー

人はやっぱり‘夢に向かって進んでいく人’を素敵だと思うはずだ。
それがどこの誰でもいい。

団塊の世代の者たちよ、これをみて発奮しよう(笑)。


もっとビュンビュンと音をたててジイ様ライダーが走る映画かと思ったら
地球の裏側ニュージーランドから アメリカのユタ州のソルトフラッツまでの
ロードムーヴィーが中心で展開されていく。
ロードムーヴィーには欠かせない、途中のアクシデントと人との出会いがもちろん入るが
どの出会いもほのぼのとして、穏やかな気分になり、
同時にバート爺さん(A.ホプキンス)を愛すべき爺さんとしてすんなり受け容れられるようになっている。

流石にアンソニー・ホプキンスだ。
どことなく雰囲気のある いいお爺さん役に本人自身がかぶっていて素敵だ。
ジャック・ニコルソンではあの味は出せないな〜なんて思いながら観ていた。(関係ないけれど、そう思った)


誰もが「バート爺さん(A.ホプキンス)に走らせてあげてよ!」とあの場面で思っていたはずだ。
そんな感情移入が出来る、優しくなれる映画だ。

「夢を持たないのは 野菜と同じだよ。キャベツだよ。」と、男の子に言うバート爺さん。

つましい生活をしていても、年金を貯めてやりたいことがあるから
バート・マンロー爺さんは心が豊か。そして少年のよう・・・。それを見事にホプキンスが演じる。

60を過ぎ、
夢に見たアメリカのボンヌヴィルはソルトフラッツ(塩の平原)に佇んだ彼の目に溢れてくる涙。
実にいい場面です。ジーーンときます。
この塩平原を走り、愛するバイク‘インディアン’で世界最速記録を出すことが彼の長年の夢だった。

夢に向かって進み、夢を実現させる。誰もが出来るはずなのに 誰もが出来ない。
だからこそバート爺さんが愛しくてたまらなくなるのだ。
鑑賞中ずっと「自分の分まで頑張って欲しい」と、彼に夢を託すのだ・・・本作が世界最速を出した爺さんの話
と知っているのにだ。
ラストの塩平原を‘インディアン’が走る場面では 思わず肩に力が入ってしまう・・・結果を知っているのにだ。
これはテレビ画面では つまらないであろう。見渡す限り塩で出来た真っ白な平原なのだから。
・・・最速に挑戦するのに 好条件が揃っている場所が世界に3箇所あり、
そのうちのひとつがこのソルトフラッツだそうだ・・・陸上の世界新記録もここで計測したらしい。


あなたも
ややぽってりした憎めないおじいちゃんホプキンスを応援しに行ってみてはいかが?


*新宿高島屋のテアトルタイムズスクエァのスクリーンの前にそのバイクが展示されていました。
上映になるとそれが下に下がっていき隠れちゃいまして、上映後またグーンと上がってきやす。
男の子達が携帯で写真を撮っていた。

評者

ドンペリ

更新日時

2007年02月24日 14時34分

コメントの推薦

読んで楽しい 2007-02-24
 
参考になる 2007-02-24
 
2021年12月07日 21時55
2021年12月07日 21時55
©ずばぴたテック