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敬愛なるベートーヴェン/ドンペリのコメント

rating33.0000

敬愛なるベートーヴェンへのコメント

採点

rating3

推薦数

+1

コメント

そりゃ、あーた、私の好きなエド・ハリスが私の好きなベートーベンになるって聞いちゃあ、観ないわけにはいかんでしょうが・・・。

ネタバレ

このレビューは物語の核心部分が明かされています。

レビュー

第九の初演を4日後に控えて まだ楽譜が出来ておらず、
音楽学校で首席で23歳の美しいアンナが写譜師に選ばれて
ベートーベンの元に来るところから始まります。
彼女はベートーベンに日和(ひよる)ことなく毅然とした関わり方をしていきます。やや中途半端ですがね。


晴れて第九の初演日を迎えることになり、それは拍手喝さいに終る。


本作品の登録の備考欄に「孤高の音楽家ベートーヴェン、歴史に隠されたもう一つの物語。
“第九”誕生の裏に、耳の聴こえないベートーヴェンを支えた女性がいた。」とありますが
確かにそれが物語の中心となるわけですが
実は
描きたかった焦点がいまひとつで、そこに感動は得られないのでした。感情移入がしにくいし・・。
中心となる「アンナと音楽を作り上げていく共同作業の部分」もインパクトが弱いし(あと4日しか
ないのだからもっと真に迫る描き方が出来ないものだろうかしら、などと思えてならない)
その過程を通して深い信頼関係や師弟愛が芽生えたらしいことも はっきり言ってわからん。
本作はベートーベンの苦悩を強く描いているわけではないのは確かだが、
彼が可愛がっていた甥っ子カールとの関係も本作にはあまり深い意味を持たないし、
カールの登場はなくてよかったかもしれない。その分、他をもっと煮詰めて欲しかった。
アンナがベートーベンを敬愛している部分もそれほど伝わらないのだ。 あーもったいない。
てなわけで、ベートーベンファンはひたすら鑑賞中に流れるベートーベンの音楽に
耳を傾けることでなんとか支えられるわけですが それにしても音楽の流し方にまとまりがない。

しかしながら天才の音楽の強みには流石に敵わない。
第九の舞台の部分は やはりいいですね。第九が流れ出すとやはり締まるのだ。
なんというか襟を正して聴く体制に入る、というか、息をこらして耳を澄まして、という感じかな。
個人的には「合唱」の部分、もっと長くしろよ!でしたけど(笑)。そこが見せ場なんですからね・・・。
まあでもコンサートじゃないんだから、あの位ですかね〜?・・・いったいどっちなんだ!?私。
アンナが耳の見えないベートーベンのために舞台上の楽団に混じって、
ベートンベンに向かってタクトを振るのですが そこが圧巻であるはずが感動しないんだこれが。うーん残念だ。
アンナはカリソメニモ作曲科の首席なのに、リズム音痴のような見るも下手な指揮をするの。

最も残念なのは ベートーベンにそっくりなエド・ハリスがどことなく演技が発散しきれてない
という印象を受けたこと。アンナとの絡みも いまひとつなんですもの〜。
彼は燃焼し切れてない。見てる方もやや欲求不満なのです。
言い切ってしまうと、これはエド・ハリスのせいではありませんわよ。アンナ役と監督の力量不足です。ふう。
アンナ役・ダイアン・クルーガーの演技から、強いて言えば彼女の内面から湧き出てくるものが
何も感じ取れないのだもの。
修道院で思い悩むことにしても、なくてもよいような場面だったし・・・。
彼女の美しさで ちょっと許してあげましょう。


偉大なるベートーベン(にまつわる)作品にしては ちょっとこじんまりしてしまったようだ。
もっと絞り込めば良かったと思うのよ。


*今までちいとも気が付きませんでしたけどね〜
エド・ハリスはベートーベンにちょっと似てたんですね〜。
それは髪の毛のせいで気がつきませんでしたのよ(笑)。エド・ハリスは髪ないから・・・。
彼がベードーベンのかつらをつけたらね、結構似ているのですよ。
第九を指揮している時なんて ベートーベンかと思いましたよ。
もちろんベートーベンにはお逢いしたことありませんけどね
よく肖像画や写真などありますよね、あの感じ・・・。
鼻はうまく細工してましたけどね。



★星みっつなんて「ぐやじい!」。

評者

ドンペリ

更新日時

2006年12月21日 23時53分

コメントの推薦

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2021年11月29日 22時53
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