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フラガール/hackerのコメント

rating33.6250

フラガールへのコメント

採点

rating4

推薦数

+2

コメント

『奇跡の人』をモチーフにした、映画作りというやくざな稼業への愛情表現。

レビュー

もちろん、実話がベースではあるのですが、かなりフィクショナルにしてあるのでしょうね。しかし、フラガールの感動物語というよりは、映画作りの苦労と喜びを語っている作品のように思えます。

まず、教える側と教わる側の双方に何らかの問題があって、教えるという行為を通じて、共に成長し、最後に大いなる達成感を得る、という物語は、明らかに『奇跡の人』の構図です。

次に、動作一つ一つに意味がある、というフラダンスそのものが、実はパントマイム、引いては、無声映画と同じ精神なのですね。

更に、劇中で富司純子が叫ぶように語る「自分も楽しんで、人にも喜んでもらえて、そんな仕事があっても良いんじゃないんですか」という主旨の発言は、映画作りの精神そのものです。

それから、「時代は変わったけれど、何で俺たちまで代わらなけりゃならないんだ」という豊川悦史の台詞は、ペキンパーの『ビリー・ザ・キッド 21才の生涯』でのビリーのそれと、ほとんど同じものですけれど、昔と代わらぬスタイルの映画作りを続けるスタッフの意気込みのようなものも感じられます。実際に、この映画では、流行の手持ちカメラは一切使われていないようです。

という訳で、とても好感度の高い作品ではあるのですが、映画として見た場合、完成度が高いかどうかは別の話で、肝心の踊りのシーンなど、カットを分けてあったりするのは、多分仕方なかったことなのでしょうが、やはりマイナスです。昔のフレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの踊りと比較しては、いけないのでしょうけれどね。

最後に...実は、私は松雪泰子のファンなのです。彼女は、恐らく、日本の中堅女優としては、最高の美人なのですが、あえてきれいに見えないような役を、多々演じているのが良いですね。

ということで、★★★に、映画全体への好感度+松雪泰子主演ということで、★おまけしてあります。

評者

hacker

更新日時

2008年10月13日 09時54分

コメントの推薦

参考になる hackerさん、松雪泰子のファンだったのですね〜。 (あ、「参考になる」ってそのことに対してではないですよ(笑)) 2008-10-18
おくらほま
参考になる hackerさんのコメントはいつも参考になりますね。 私は、フラがものたらなくて…。 『愛と哀しみのボレロ』みたいな感じで、 踊りでストーリーを昇華させて欲しかった。 無理かなー、無理だろうな。 2008-10-13
dada2
2021年11月28日 11時03
2021年11月28日 11時03
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