みんなで作る映画データベース
  1. トップ
  2. 映画一覧
  3. ドラマ
  4. 人生と生活
  5. ユナイテッド93
  6. ドンペリのコメント

ユナイテッド93/ドンペリのコメント

rating33.6667

ユナイテッド93へのコメント

採点

rating3

推薦数

+4

コメント

嗚呼!もうすぐ5年か。
映画にする意味は何であったのだろうと考えながらも映画館に足が向いた。

レビュー

映画にする意味は何であったのだろうと考えながらも映画館に足が向いた。
どうしても‘あの日’を思い出すためか
乗客の蜂起で一機だけ彼らの目的を阻止することが出来たらしいからか
それがどのようであったのか見たかったのか、自分でもわからない。
イヤだったら途中で映画館を出ようと思っていた。


映画はやたらのオセンチな作りではありませんでした。・・・想像と違った。
作り手の感情を出来るだけ抑えて、
カメラを動かし、ドキュメンタリータッチに徹していました。
「そういうことがあったであろう」という極力偏りのないものとして
描きたかったのでしょう。
ですのでハイジャック犯を極悪非道の人物に描くこともないし、
メジャーな俳優がヒーロー的な行動をとるという映画にしていない点が
本作を最後まで素直に見られた所以でした。

私がその場にいたらどうだっただろう、
しかも男だったらどうだっただろう、そんなことを考えていました。

周りの女性は涙を拭っていました。
私は自分の中のもう一人の自分が冷静に画面を見ていた。涙は流れなかった・・・。


それにしても管制塔などの方々は存命しているわけですが
彼らを取材したものがどこまで真実に近く描かれているのかは疑問ですが
管制塔では事態の把握が遅いのに驚きました。
日に4000〜5000もの飛行機が飛び交う現実では
哀しいかな実際にはあのようなものなのかも知れませんね。
なす術もなく事実確認をしているうちに・・・・・


犯人達の姿は「零戦」に乗った若者達とダブった。
片道の燃料しか積まないで飛び立っていった若者達とダブった。
神に祈って死ぬ覚悟で突っ込むのだから。
形は違えどもこれはやはり戦争なのだと ふと思った・・・。


政治的なことは話すまい。
多くの人達が 絶望という二文字が渦巻く機内の中でどのように考え、怒り、恐れ、諦め・・・
想像もつかない気持ちを抱きながら亡くなっていったことに胸が痛む。

エンドクレジットは誰一人席を立たずシーーンと静まりかえっていました。(私の行った日は・・・)
それは多くの人がその事実に胸が痛んでいたのであり、
彼ら(テロ犯)への憎しみで静まりかえっていたのではなかったのだと思う。


題材が題材だけに、「面白かった」「つまらなかった」という言葉で判断し難い映画なのです。
というか、そういう感想は出てこない・・・・もう一度・・・題材が題材だけに。


ですので採点は迷うところですが・・・。

評者

ドンペリ

更新日時

2006年08月22日 00時21分

コメントの推薦

参考になる 2006-09-03
 
参考になる 2006-08-22
 
参考になる 2006-08-22
 
参考になる 2006-08-22
 
2021年12月01日 18時54
2021年12月01日 18時54
©ずばぴたテック