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デイジー/葉直のコメント

rating33.0000

デイジーへのコメント

採点

rating3

推薦数

+3

コメント

(★3+)
最初に、小声で(笑)言っておきますが…「悔しいほどに、ガルマ・ザビさんのレヴュー通りデス」。
もっともアプローチは反対でして、私はただただ、チョン・ウソンが見たかっただけで
何も知らずにに白紙状態で見始めました。〔スクリーン×2〕

ネタバレ

このレビューは物語の核心部分が明かされています。

レビュー

韓国俳優さんによる映画です。が…
えー?!にゃんでアムステルダムが舞台なのぉ?
でも、ま、いいか…。
えー?!にゃんでオランダ在住の韓国女性のアトリエがこんなに広いのぉ?
あ、おじい様が立派な骨董店を経営してるしね…いいか…。
えー?!韓国から来ている刑事しゃんの家なんて、だだっぴろいだけぢゃないょ〜、ハイ・センス過ぎるよぉ!

でも、最後に思った!これは夢と真(まこと)の間にあるようなお話なのだと。

知らない誰かがワタシを見ていて、ワタシのために丸太で橋を作り、ワタシにデイジーの花を捧げ続けてくれている。
これは、女の子(葉直は違うでしょ!というツッコミは却下♪)なら憧れる、うっとりさせてくれるような始まり。
(この夢と真の間には、ストーカーという文字は無し・笑)
その誰かは、実はスゴ腕のスナイパー。スナイパーの恋なんて、覗いてはいけない部屋の鍵を開けるよう。
でも開けちゃう。

「僕には恋をする資格がない。でも見守るだけなら…。」そんな決意を固めていたであろうスナイパーが広場で発砲したとき、
守る以上の感情が吹き出たのを感じた…嫉妬…とても切ない嫉妬、やり場の無い嫉妬。
その想いを乗せて弾丸は飛び出した、と私には見えた。(そこがチョン・ウソンの上手いところなんょ〜)
その混乱の中、愛する女性は喉に大きな傷を残すどころか声を失う。ところが彼女は、傷にも声にもショックを受けていない!!!
彼女はデイジーの送り主を、第3の登場人物=刑事だと信じてしまっている。
そして、刑事が本国に帰ってしまったことが、声を失ったショックをも隠してしまうほど、恋心が膨れ上がっているのだ。
それほどの想いなのに、やっと刑事が再び会いに来てくれたとき、彼女は刑事の誤解を解くことができない。
刑事の罪の意識の大きさに戸惑ったのかも知れない。広場での銃撃戦のとき、刑事は彼女のそばにいた。
なのに彼女を守れなかったと自分を責める刑事の姿に、彼女は自分からの恋の言葉を躊躇した。
自分の焼け付くような想いより、相手の心の傷を思んばかる。
けれど…待って、と合図すればいいのに。紙を取りに行き、ほんの1行、「貴方を待っていた。」と書けば済むことなのに、それが出来ない。

こんなふうに、ここでこう言えば、あそこでこうなっていたなら、と何度も“if”を思わせる映画。
けれど、こうして少し“じれて”いた私を、最終カットが吹き飛ばした。なんと最終カットは最初のカットに戻って重なる!
そして、「そうだょ。もう1度ここから始めたら、違う物語になるかも知れないよ。」とニンマリ笑う。



クラシックが好きなスナイパー。いつも流れるのはチャイコフスキーの「バルカローレ・舟歌」。
(と、友人に聞きました・汗)
彼の住家はボートハウス。でも『スリー・リバーズ』のブルース・Wのそれとは大違い・笑。
清潔で、陽がさんさんと入り、河からの風を感じる。
こうしてオランダの風景は、重めの韓流ラブストーリーをどこかカラリと見せることになった。
そしてアクション・シーン。人物を絶妙な位置に配して空間を切り取るカット、ノワールのテイスト…アクション・シーンなのに心に染みてくる。
あれ?あれれ?これは私の大好きな…?ここではまだ確信が持てなかったが帰宅してから知った。
おぉ!やっぱしー!『インファナル・アフェア』の!
どうりで男がかっくいいわけょ。
でも…ここから、また小声ですょ……
女性を綺麗に撮ることには、あまり執着しない監督だと思うの…
なぜ、この角度でこの瞬間の女優さんを撮るかな〜?と感じることがあるの…
今回もクライマックスで、チョン・ジヒョンの二重顎をばっちり採用してるの…
チョン・ジヒョンは多分「監督、これはちょっと」ってクレーム出したと思うの…
でも、アンドリュー・ラウは「いや、これこそが美しいんだ。」なんて答えたのかな…(真面目な話)




少し後になって『デイジー・アナザー・バージョン』が公開されましたね。
スナイパー(チョン・ウソン)側からのお話だそうで。
………「もっと早く教えてよーっ!」、こっち2回も観てしまった。。。

評者

葉直

更新日時

2006年08月26日 01時10分

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読んで楽しい 2006-08-26
 
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2023年06月07日 11時24
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