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ドレミファ娘の血は騒ぐ/hackerのコメント

rating33.5000

ドレミファ娘の血は騒ぐへのコメント

採点

rating4

推薦数

+3

コメント

この作品を撮った時、監督の黒沢清は30歳でした。その若さと、ゴダールを中心とした、あからさまな映画好き魂が充満している、ある意味、微笑ましい作品です。

レビュー

「物語」を語ることに全く興味を示していない映画というのは、必ずしも珍しくはないようにも思いますが、ここまで徹底している作品は珍しいでしょう。しかも、元々はピンク映画だったことを考えると、どうやって製作者をだましたのだろう、と余計なことも考えてしまいます。例えば、同じピンク映画の「巨匠」であった高橋伴明の諸作は、あくまでピンク映画を前提としている程度の職業意識を持ち合わせていたのに比べると、そんなものはかけらぐらいしか持ち合わせていない、この映画(当初の題名は『女子大生恥ずかしゼミナール』)が最初オクラ入りになったのも、無理からぬところでしょう。ついでながら、ピンク映画がオクラ入りになるということは、どんなにつまらなくても完成したAV作品の販売を中止するぐらい、稀かつ大変なことだったのだろうと思います。

細かくは述べませんが、山田宏一流に言うと、あちこちに、色々な映画への「目くばせ」があって、それを観ているだけでも楽しいです。個人的には、真のマカロニ・ウエスタンの原型である、アルドリッチ監督の傑作『ヴェラ・クルス』(音楽クラブの名前)と、ヒロインが実験台にされる装置の『フランケンシュタイン』へのオマージュが、お気に入りです。

それと、皆さん書かれていますが、洞口依子がカワイイというか独特というか、魅力的ですよねぇ。忘れられません。

評者

hacker

更新日時

2006年06月17日 10時57分

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