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恋は終わりぬ/第三の男のコメント

rating44.0000

恋は終わりぬへのコメント

採点

rating4

推薦数

+3

コメント

この監督さんの他の作品がないかどうか、探してみようと思ったのですが、どうもこの名前で出てくるのは同姓同名の刑法学者らしき人です。「一発屋」だったのかもしれませんが、戦前のドイツ/オーストリア映画界の層の厚さを認識させてくれる一本です。

レビュー

作曲家で指揮者のトーマス ブルック。一度は新天地アメリカに渡りながら、どうやら成功を収める事なくウィーンに戻って来たらしい時の、色々な意味で疲れていながら元気そうに振る舞う様子、日本からの若い留学生の歌を聴いて気力と創造のインスピレーションを取り戻す様子、その留学生を自作の曲でウィーン国立歌劇場にデビューさせようとする様子、そのリハーサルにうるさく口を挟んで若い指揮者のワルターと対立する様子、など、一歩間違えば「老醜」になりかねない場面をバッサーマンが格調高く演じています(この人、少し後にヒッチコックの『海外特派員』という作品に出演しているようです)。
田中路子女史は日本人留学生役だからほとんど地のままだったのかなあ。この時代に出演しているだけでも意義がありますが、健闘していると言って良いかと思います。'Michiko Meinl'と当時のご主人のファミリーネームでクレジットされてます(この名前のお茶があるらしい)。
(以下追加2006/2/22)
教授の老いらくの恋なんて、日本では大騒ぎになりそうですが、ウィーンでは良くある事だそうです(事情通のかたのお話)。
撮影は恐らく本当の貴族の邸宅とか、料理店とか、歌劇場で行われているんじゃないかと思います。まさしく「最後の栄光」といった所かも知れません。
ところで、確信はないのですが、
最後の方で「先生代わりをお願いします」とワルターに言われて指揮台に上る人、当時のウィーン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスター、アルノルト・ロゼ(Arnold Rose)氏その人かも知れません(もう一度見ればわかるのだが...)。
指揮者の名前、ワルターも、当時のカペルマイスター、ブルーノ・ワルター氏から取ったものでしょうね。

評者

第三の男

更新日時

2006年02月21日 00時43分

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2021年11月29日 23時09
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