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フライトプラン/ドンペリのコメント

rating33.2500

フライトプランへのコメント

採点

rating3

推薦数

+2

コメント

犯人には「?」ですが 暗くなった映画館の座席に座った私達を音響の効果も手伝って乗客の気分にさせてくれたり、
飛行機内をくまなく探検させてくれるのが特徴で、それは楽しめました。ジョディフォスターだからこそ引っ張れた映画と言い切れますね。

ネタバレ

このレビューは物語の核心部分が明かされています。

レビュー

知的なジョディフォスター、結構好きなので観てきました。
冒頭少し老けたジョディが現れますが
主人を失って葬儀のためその棺を空輸する旅客機に娘と悲しみの空の旅、
家でその旅の準備をするところから
心の奥の方でつのる寂しさと苦しみ、でも母親として子供を抱きしめてあげなくてはいけない
そんなどこか辛そうな雰囲気がバッチリ出てました。流石です。
そして機内でのあのような状況で「オカシイッ!!」って恐怖と共に直感したら
人がなんと言おうと死に物狂いで我が子を探す気持ちもわからないでもないです。
我が子を救うのに奇麗事では済みません、命がかかっているんですから、かわいい娘の。
夫を失ったばかりということも加味されているし。


離陸するところからかなり意識した音で 自分達も飛び上がった感じの迫力ある音でした。
客室での場面は 会場内の前後左右のスピーカーから始終乗客たちのひそひそ声が聞こえていて
まるで自分も乗客のような感じなんです・・・これって結構快感でした。
これは明らかに作り手の狙いだと思います。

カイル(J.フォスター)の娘がいなくなった時も
「どこに消えたんだろう」と私も乗客の一員として思うのです。
カイルが娘を探し始め、動き回るところも一緒に探している気分で盛り上がるんですけれど
犯人と犯行動機で盛り下がっちゃうんですねえ。残念でなりません。
‘この人が犯人だろう’って察しがつき、‘大当たり!’だったわけなのに
「ナヌ〜!?ソンナコトカイナ・・」ってその犯行にがっかりです(変な話だけど)。
カイルがこうするだろうという予測のもとに犯行計画を練っているのがちょっとお粗末かな。
それと伏線だと思わされていたことは 放りっぱなしで何もエクスキューズがない。
アラブ系の人を疑ったまんま(他の乗客まで)なのもそのまんま。

オチは「?」ですが、この映画の特徴は何と言っても
旅客機の中という中をよくまあ徹底して詳しく見せてくれることです。
機内のどこかに娘が絶対いるはずという、‘探す’という彼女の動作にドッキングして
機内が自ずと紹介されていくという進め方はとても良いし興味深く見られました。
初めてこんなに機内の奥を見たものですから、それも最新式2階建て航空機なんですから
その点は充分楽しめる映画なんです(笑)。
天井裏、貨物室、機械室、それらに続く通路や階段、またキャビンの下ももちろん、
ファーストクラスの小さなラウンジバーや 乗務員の休憩室も‘奥の間’のようなところにあったり・・。
何が何でも娘を探し出してやる!と動き回る強い母J.フォスターの演技は迫力ありました。
この航空機を作る側(ジェットエンジンの設計者)だった彼女だからこそ機内を知り尽くしているわけで
彼女が次々色々な場所に移動しても、「んなバカな・・」という思いをしないで済むわけです。

返す返すも犯人側にもっと迫力が欲しかったな〜。
それに 母親とかわいい女の子が一緒に乗り込んでいたのに
スッチーが誰もその子を見ていないというのはまず「あり得ない」ことなので航空会社は怒っちゃうわね〜。
・・・・・・子供が乗ってるととても気を使ってくれ、良くしてくれるもの〜。最近は知らないけれど、
昔はかわいいヌイグルミとかくれちゃったりしたもの〜。


ショーンビーンの機長はよろしいのでは・・・。あんな感じの人いそうですよ。無表情で。

それにしても犯人役の人、ちょっとお下手でしたね。

ジョディフォスターの一人芝居ということで・・・。

*小柄のジョディフォスターにしては 彼女が娘を抱いて歩くラストのシーンはちょっと絵的に娘が大き過ぎました。

*棺を空輸するのも あのようにいとも簡単に「ボン」と置いてあるだけなのですね。
ベンツを空輸するのも あのようにいとも簡単に「ボン」と置いてあるだけなのですね。

評者

ドンペリ

更新日時

2006年02月07日 02時24分

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