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「17th memorial 松田優作映画祭」5日目・・
(「ファンタスティックシアター」at有楽町・・)
にて久々に拝見致しました・・。
ビデオ鑑賞した際は理解できなかったものでして、
スクリーンで鑑賞すれば少しは理解できるだろう・・
と思って足を運んでみました・・・
このレビューは物語の核心部分が明かされています。
・・・が、やっぱり自分の足りない頭ではいまいち
分かりかねてしまうのでありました・・。
諸事情により急遽メガホンを取る事になった優作さんですが、
独特の空気感は充分漂っておりました。
・・ふと古い書物の同映画に関するインタビューを読み返してみました・・。
Q・映画を自分で監督してみたいという気持ちはあったのですか?
A(優作さん)・まったくなかった。
監督は地獄に入る様なものだからね。
Q・役者と監督を兼任するうえで大変なことはありますか?
A・そりゃ当然ありますよ。やるつもりなかったんですから。
Q・もう監督はやらないのでしょうか?
A・監督は凄い仕事なんですけれど、役者の方が気持ちいいですからね。
またこういうニュアンスの映画を作りたい気持ちもありますが、
チャンスとタイミングがないとぼくにはお鉢は回ってこないと思います。
Q・暴力性のある映画に関してお考えは?
A・見た目ではなく、自分の中に噴出してくる
内面や神経に向かっていく暴力を考えて行きたいと思います。
Q・なぜヤ○ザを素材にしたのですか?
A・ぼくらなりのヤ○ザ映画をやりたかったんですよ。
Q・映画コピーの通り常識じゃないのですが、よくわからなかったです・・。
A・わかってんじゃない、常識じゃないって(笑)
Q・この作品を見るといくつかの洋画を連想してしまうのですが・・
A・ぼくは「ストリート・オブ・ファイヤー」も「ブレードランナー」も
「ターミネーター」も見てないんですよ。
これは偶然でしょうね、だから意識は殆ど世界なんですよ(笑)
・・(中略)・・
今まで東洋人でサムライやカンフー以外に
海外のニュアンスで芝居をやった人っていないと思うんです。
それに対するぼくはテーゼですね。
だから泣かないで僕は頑張ってみます(笑)
・・ただひたすら映画が好きで頑張ってますので、
皆様ひとつこれからもよろしくお願い申し上げます。
以上「優作トーク」(山口猛・編/日本テレビ・刊)
より要約抜粋引用です・・。
・・・なんとなく理解してきたかも・・。
・・ポール牧さんの存在感は充分でしたっ♪
2005年11月10日 22時34分
読んで楽しい |
2005-11-12 |