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華氏911/カトキチのコメント

rating22.9091

華氏911へのコメント

採点

rating2

推薦数

+1

コメント

ブッシュは何故テロが起こった四週間後にアフガンをものすごい小規模で攻撃したの??

ネタバレ

このレビューは物語の核心部分が明かされています。

レビュー

9・11以降と以前、ブッシュがしてきた事を痛烈に批判し話題になったドキュメンタリー。
こんなの日本でやろうとしたら劇場で公開はおろか、作らせてももらえないだろう。
これが映画として劇場にかけられるのが、アメリカという国なんですね〜。

2001年9月11日。
私はいつものように閉店間際に来た客に腹が立ち、仲間に愚痴っていたと思う。
12時頃、ラストが終わってニュースをみんなで観た「なんだこれ…」
映画に出てきそうな映像がTVに映り、正直映画を越えた映像と客観視してしまってる自分がいた訳です。
それはそうですよ、ここは日本で当時私は18歳でしたから。

飛行機がビルにつっこむというのは衝撃的でした。
日本が平和でよかったと思うんですが、当然アメリカの国民は黙っていません、
特に被害者の身内はそうでしょう。

国民は報復に燃えているのに、ブッシュはテロが起こった四週間後にアフガンをものすごい小規模で攻撃します。
なぜブッシュはそんな事をしたのか?なぜブッシュはイラクを攻撃するのか?
映画はこのテーマを追うわけなんですが、報復というのは何も生まれないんです。
それはどんなバカでもわかってる事です。
やられたらやり返す、これがおもしろいのは映画の中だけですよ、現実にやったってどうです?
同じくらい、いや、それ以上の人数が死ぬんです。

マイケルムーアは何故かそこを攻撃しません。何故なんでしょう?
戦争を正当化したブッシュは“嘘をついていた”という所をつついてるんです。
つまりサウジアラビアを攻撃しなければいけないのに、イラクが危ない国だと言って攻撃させたという所ですね。
ちなみにイラクはアメリカを攻撃した事もテロを計画した事もないんです。

前後の脈絡を無視して編集しまくったつぎはぎだらけの映像集は正直違和感ありまくりで、
ムーアは何が言いたいのかわからない、いや言いたい事は分かるんだけども、面白くない(笑)
面白い所もあるんだけど、展開が悪い(笑)
面白いと思ったのは警官が8人しかいないオレゴン州の現状と議員の子供をイラクに送らせようという所ですね。

たしかにブッシュはものすごいアホです(笑)
大統領なんて誰でもなれるもんなんだなというのを実感させられました。

ものすごいモラルハザードなやつですよ。
脱線事故を分かっていながらボウリングをやったアホどもよりも、さらにすごい事をブッシュはしてますからね(笑)
それは映画を観てからのお楽しみなんですが、あそこには笑ったな〜。

『ボウリング・フォー・コロンバイン』の何がおもしろかったかって、アポ無し取材をするところなんですよ。
この映画はそれもまったくと言っていいほどないですからね。

確かにアメリカはプロパガンダに洗脳され、恐怖に怯えてる。
ムーアはブッシュを攻撃しつつ、アメリカ国民に喝を入れてるのかもしれない。
『ボウリング〜』と言いたい事は一緒なので『ボウリング〜』の方がおもしろいっすよ。

最後に一言…
「パルムドームは間違いなく『オールド・ボーイ』だろ!!!タランティーノ!!」

評者

カトキチ

更新日時

2005年05月13日 00時16分

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