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最後の人/hackerのコメント

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最後の人へのコメント

採点

rating5

推薦数

+2

コメント

傑作です。この映画を観ていると、カメラの動きという面では、この映画が作られてから80年間、映画は何を新たに付け加えることができたのだろうか、とすら思います。

レビュー

とにかく、自由自在に動き、表現するカメラが素晴らしい!主人公が誇りを持って仕事をしてきたドアマンからトイレ番に配置換えを命ぜられる辞令を読むシーンでは、極めて自然に、涙で本当に文字が滲んで見えるのです。酔っ払った主人公がふらふらする時にはカメラもふらふらしますし、終いに周囲がぐるぐる回り出すと、カメラもぐるぐる回るのです。夢のシーンでは、あたかも手持ちカメラ(映画制作当時そんな物はなかったはずです)かのようなブレ、人間が走っている時のように一定のリズムで画面が上下したりもします。そして本当に計算されつくされた、光と影!ラスト・シーンの夜警の使う懐中電灯の灯りの効果的なこと!こういう素晴らしさを言葉で表現するのって、本当に難しいですよね。百聞は一見にしかず、というのは映画の場合、常に真実です。

「ドイツ時代のムルナウとラング」で伴奏付きで観たのですが、途中2回映写が中断するアクシデントがありましたが、ピアノとバイオリンを弾いておられたツィマーマン親子が少しも慌てず騒がず、平然と途切れることなく演奏を続け、映写が再開した時には聞いている観客には全く違和感を感じさせないで、場面に合った音楽へと自然に演奏が流れていったのは見事でした。彼らもプロフェッショナルでした。

評者

hacker

更新日時

2005年09月11日 22時17分

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