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風と共に去りぬ/ドンペリのコメント

rating33.8919

風と共に去りぬへのコメント

採点

rating5

推薦数

+1

コメント

第二次世界大戦が勃発するかという頃に‘これだけの映画’を作っているアメリカ、やっぱり凄い!とても敵わない!と思いましたね。
なんと言っても名作でしょう!何十年前リバイバルで劇場(東劇だったかにゃ)で観て以来、その時の感動は今も忘れない。

ネタバレ

このレビューは物語の核心部分が明かされています。

レビュー

瀕死のメラニーと赤子を馬車に乗せて移動するスカーレットの姿は
女の私が見ても素敵です。
スカーレットを強くて生意気な女とヒトコトでおっしゃいますな!
(傲慢なところは確かにありますけどね・・・)
あの強さがあってこそ経験もないのにメラニーの赤ちゃんを取り上げ、
瀕死のメラニーと赤ちゃんを戦火の中、馬車で逃げたのではないですか。
(それがアシュレーの気を引こうとしていてもです)
メラニーがどれだけスカーレットに感謝しているか計り知れません。
スカーレットの性格云々のレベルではなく
「何よりも尊い人の命を救おうとする」スカーレットの強さが美しいんです。
強さとは美徳です。


この物語の中で作者は二人の‘タイプの違う強い女性’を描いています。
よくスカーレットは気が強くて、メラニーは優しいという
女性をごく単純な上っ面しか見られない男性がいたら
ごめんあっさっせ、「なんて解ってないんでしょう!そんな見方しか出来ないと
痛い目に合うわよ!」なんて熟女の私は本音で言っちゃいます。。。(笑)

スカーレットはビビッドで強い女性です。美しさとその傲慢さから
男性を振り回してしまうきらいもあります。
メラニーは物静かで内に秘めた強さがある女性です。
私は女だからわかるのですが・・しかもこの年まで大勢の女の姿を見てきて・・・
女だからこそ真の女の姿を見抜けるようになるのです。
実は‘芯が強くて頑固で 言い出したらテコでも動かない腹の立つ女’は
メラニーのような女性なんですよ!
お間違えのないように。

メラニーの強さを表した場面、ちゃんとありますね。
階下で物音がして物取りか何かなわけで、スカーレットが皆を護るために銃を持って
降りて行きます。勇気を振り絞って、です。
その後ろに病に伏して死が迫るほどかなり酷い状態でベッドで寝ていたメラニーが
いつの間にかサーベルを持って階段から降りてきていて
「あなたがやらなきゃ、私がやっていたわ」というシーン!
これですよ!ここ、女として凄く感動するシーンです。ウッ!メラニーかっくいい!と。
世の解ってない男性諸君よ!驚くなかれ女はいずれも強いのですぞ!
一見弱そうに見える女に騙されるでないよ!
女は強くてしたたかです。すべての女性がそうです。
神様がそのように創ってしまったのです。
そうでないと死ぬほど苦しいお産をするために‘分娩台’に乗れんのだよ。
(なんという話の展開になってしまったのでしょう、でもこのまま載せますわ。)

ま、それをわかって、あとは好みの問題ですね。
バイタリティー溢れ、見るからに気の強そうな雰囲気の女性か
物静かで護ってあげたいと思わせてくれる女性か。
でもいずれも強いことにはマチガイナイのですぞ。

そこで!! 作家マーガレットミッチェルは一方で
レッドバトラーとアシュレイのように正反対の男性をもってきているのです。
スカーレットのような‘じゃじゃ馬’(『じゃじゃ馬ならし』って映画あったわね)で
鼻っ柱の強い女をかわいい女だと思い、それをいなせる強いレッドと
いかにもお育ちが良く線の細そうな、アシュレーと。
そして
スカーレットとレッドは強いもの同志の ある意味激しいカップルで、
当然のことながらアシュレーはメラニーを選び こちらは静かな穏やかなカップル、
正反対のカップルを描くのです。


あれだけ長い物語ですから
見るごとに(自分の成長と共に人間観察も少しは深く出来るようになるわけで)
様々な視点から見ることが出来、新しい発見があるのです。
名作とはいつになっても深い思いで見ることが出来、何度でも感動するものです。
私に孫でも出来てオバアちゃまになっても見てみたいと思っている作品のひとつです。


*私が生まれた時から
我が家には「風と共に去りぬ」と書いた(当たり前)
ハードカバーの分厚い本が上下2冊本棚に並んでいました。
物心ついて本を読むようになって、この本を開いてみたら「字がびっしり」(当たり前)、
それを「この厚さで2冊ねえ、そのうち読もうっと!」と思っているうちに
月日が経ち、先に映画を見ることになってしまったのです。
こんな素晴しいものをなんで読まなかったかと後悔したものです。
(その後根性で読みましたよ。何せ持ち歩けないから時間がかかったわい)
どちらが先でも私の壷にハマル、感動するものには
神様が出会わせてくれるんだなと思った、そんな作品です。

評者

ドンペリ

更新日時

2005年09月21日 00時51分

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