みんなで作る映画データベース
  1. トップ
  2. 映画一覧
  3. その他
  4. 皇帝ペンギン
  5. えねぴっこのコメント

皇帝ペンギン/えねぴっこのコメント

rating33.4444

皇帝ペンギンへのコメント

採点

rating3

推薦数

+3

コメント

4ヶ月もなにも食べていない。もう限界だ。あと20日歩く分しか残ってない。

レビュー

ペンギンのバイタリティとか燃費の良さって尋常じゃないね!とびっくりするドキュメンタリー。

夏の終わり。ペンギン達は本能のままに陸地に上がり、岩場に囲まれた地に集結します。その絵は俺にはなんというか、夏と冬にビッグサイトに催されるあるイベントを思い起こさせました。目的はお見合いパーティだそうで、しかもオスの奪い合いでメスが争ってくれます。ああ、あのイベントもこんな内容だったら、そりゃ俺だって大阪から東京まで、毎回歩いてだって行くんだけどなあ。

そんな風にのんびり見られたのは序盤のみ。卵が生まれ、自分のことだけじゃなく新しい命を育む責任が課された途端、南極の厳しさは極限に達します。卵を割ってしまって台無しになったり、餌を求めて海に入ったらアザラシに捕食されたり、せっかく孵ったヒナが飢え死にしたり。そんな光景をカメラは静かに捕らえ続けます。

本当に、南極に生まれなくてよかった。

そういえば、この作品をドキュメンタリーでありながらドラマ的な色づけしていることに批判的な人もいるようです。俺は基本的に他人の感想にケチをつけることは一切しないんですが、この作品についてだけは、少し反論しておきたい。監督は、ペンギンの群れが吹き飛ぶほどの吹雪の中も、極寒の南極の夜も、本来なら人間がつきあう必要のないペンギンの日常に居合わせ続けたんです。残酷な自然に色々と思うこともあったでしょう。そんな監督がペンギンに対して、ウェットな気持ちをフィルムに露見させたからといって、誰がそれを責められましょう。と、俺は空調の効いた部屋でアイスを食べながら思うのです。

日本最高。

更新日時

2006年06月27日 21時27分

コメントの推薦

素晴らしい洞察 2007-03-07
 
読んで楽しい 2006-06-30
 
読んで楽しい 2006-06-28
 
2021年12月05日 13時01
2021年12月05日 13時01
©ずばぴたテック