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昼下りの情事/hackerのコメント

rating44.0909

昼下りの情事へのコメント

採点

rating5

推薦数

+1

コメント

ワイルダーの喜劇の中でも、笑えるという点ではベストの方だと思います。ワイルダーの特徴である悲哀みたいのものはありませんが、とにかくオードリーのカマトト(これってまだ通用する言葉なのでしょうか)が可笑しいです。

レビュー

父親(モーリス・シュヴァリエ)が私立探偵をやっているおかげで、すっかり耳年増になったオードリーが、父親のファイルを盗み見て、世界的に有名なプレーボーイ(ゲーリー・クーパー)が嫉妬した男に殺されそうになったところを救い、それがきっかけで彼の心を奪います。彼は、よく自分を調査している私立探偵、つまりオードリーの父親に彼女の正体を探るように依頼するのですが...。

相手が名うてのプレーボーイなので、負けないように一生懸命背伸びをするオードリーが何とも可愛らしく、その努力もラストでは大粒の涙で本心が露呈してしまうのですが、それを見守るクーパーの温かな表情が良いです。実際、この映画ではクーパーはかなり我慢して、ヘプバーンの引き立て役に回っていると思います。でも、それもクーパーらしくて素敵ですね。あと、クーパーにいつもくっついていて、いつも「ファッシネーション」を演奏しているジプシーの4人組の楽団がすごく可笑しいです。

ところで、この映画で私が大好きなのは、ラスト・シーンでヘプバーンとクーパーを見送った後で、ヘプバーンの父親役のシュヴァリエがにっこり笑うカットと、それに続く、クーパーがいつも引き連れている楽団が突如現れて「ファッシネーション」を演奏しているラスト・カットです。このラストの2カットは、この映画の陰の主役は誰だったかを観客に思い出させるもので、その意味において、実に素晴らしいです。

ところで、今回観ていて思いましたけれど、シュヴァリエとヘプバーン親子が住んでいるカルチェ・ラタンの建物は、見覚えがありますね。ああ、あそこだったんだと思いました。

評者

hacker

更新日時

2015年01月01日 09時02分

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読んで楽しい 2005-05-23
 
2021年01月23日 19時36
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