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私からしたら「あっ!やっとですか」って感じ(笑)
神の領域にまで達したユエンウーピンによるワイヤーの使い方、魅力的なキャストと華麗な音楽、
見事なカメラワークと美術、中国や香港だけでは作れなかったスケールのでかさがとにかく魅力。
武侠映画の素晴しさを世界に広めた偉大な傑作にして、アンリー初のアクション映画。
香港映画(特にアクション映画)を愛する私としてはこの映画のヒットは「やっとですか」って感じ(笑)
武侠映画の素晴しさが体験出来る映画は香港映画界にはたくさんあるので、この作品に個人的な思い入れはないが、
やはり武侠映画というジャンルを世界中に広めたという点で評価したい。
チャンツィイーとミシェルヨーの華麗なるアクションに、復活を遂げたチャンペイペイのかっこ良さ!
個人的に上半身だけの動きしか見せないチョウユンファと(この役は明らかにジェットリーでしょう)
かっこいいだけのチャンチェンはミスキャストだが、このキャスティングは待ってました!と言える。
特にチャンツィイーは『初恋のきた道』の可憐は女の子でしたからね。
キレのいいアクションがホントにお見事で、本職であるミシェルリーに負けてないんですよ。
竹やぶ、水の上、城壁、ありとあらゆるところを飛び回りながら戦うシーンはやはりすごいですし、
この手の映画を観たことない人は驚くと思います、というかアメリカ人も驚いたでしょうな(笑)
飲み屋さんみたいな所で戦うシーンは『大酔侠』のオマージュだと思いますが、このシーンが私は一番好きですね。
でも中盤、チャンツィイーが砂漠で迷う所がいらないですかね(笑)長いですもん(笑)
見やすいのは『HERO』だと思うんですけども、この映画の方が入りやすいと思います。
ただ最近の武侠映画は復讐劇じゃないし、単純な勧善懲悪じゃないんですよね。
この映画もそうじゃないですか、そこもちょっと腹立つかな(笑)そんなこんなで−★です。
もちろん大好きな映画ですけども、この映画が面白いと思ったら
『大酔侠』、『ワンス・アポン・ア・タイム・インチャイナ』、『ブレード/刀』、『スウォーズ・マン』、『北京オペラブルース』
これも観て下さい、というかこっちの方が間違いなくおもろいですよ(笑)
武侠映画って、映画好きな人でも観てる人が少ないので、哀しいです…
武侠映画最高!!!
2005年07月14日 06時25分
読んで楽しい |
2005-07-16 |