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カリフォルニア・ドールズ/hackerのコメント

rating44.6667

カリフォルニア・ドールズへのコメント

採点

rating5

推薦数

+2

コメント

50年代から骨太の反骨精神に満ちた数々の作品を生み出してきたロバート・アルドリッチ監督の遺作というだけで感慨深いものがあります。

レビュー

渋谷Nシアターのクロージング作品として上映されていたので、実に久しぶりに再見しましたので、追記します。

しかし何と楽しい映画なのでしょう!ラストのタイトル・マッチのハラハラドキドキすること!こういうサクセス・ストーリーの楽しさは、ハリウッドの伝統であるわけですが、その実に良質なサンプルの一つが、この作品です。

そして今観て思うことは、この作品にも、ずっとハリウッドの裏街道を歩みながらも、ハリウッドの中で存在感を出し、すっと生き延びてきたアルドリッチ監督の反骨精神が生きているということです。マーネージャーと二人の女子プロレスラーは、どちらかと言うと、落ちこぼれ集団を主役に据えていることからも、うかがえます。

実は、オリジナルの脚本では、この3人の過去への言及がもっとあったようなのですが、多分上映時間の関係もあり、完成版ではほとんどカットされています。ですが、なまじ彼らが引きずっている過去を具体的に見せるよりも、現在の存在自体が醸し出す、どこかひねた姿だけを出してる方が、結果的には良かったようです。人間は、現在形がすべてですしね。

やはり必見の作品です。

以前のレビューも、そのまま掲載しておきます。


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2005年6月12日記

ピーター・フォーク演じる駄目マネージャに連れられて、アメリカ中を転戦する女子プロレスのタッグ・チーム「カルフォルニア・ドールズ」のサクセス・ストーリーなのですが、食事のために泥プロレスに出たり、タイトル・マッチに出るためにマネージャの愛人でもあるドールズの一人が有力プロモータと寝たり、まさに泥だらけの出世道です。しかし最後のタイトル・マッチでは駄目マネージャも一世一代の舞台装置を整え、観客をすっかり味方に引き入れますが、レフリーは完全に相手側に買収されていて...。さて、どうなるのでしょう。

こういう楽しい作品を遺作として残すとは、アルドリッチも憎いです。『ヴェラ・クルス』、『ロンゲスト・ヤード』、『攻撃』、『キッスで殺せ』、『何がジェーンに起こったか?』、『傷だらけの挽歌』等々、忘れることのない他の作品と共に、この遺作も記憶から失われることはないでしょう。

評者

hacker

更新日時

2012年12月02日 09時45分

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