みんなで作る映画データベース
  1. トップ
  2. 映画一覧
  3. スリルとサスペンス
  4. アンドロメダ・・・
  5. hackerのコメント

アンドロメダ・・・/hackerのコメント

rating33.6000

アンドロメダ・・・へのコメント

採点

rating4

コメント

久しぶりの再見。細かい内容はほとんど忘れていましたが、後年の作品に使われている設定がたくさん出てくるのに、感心しました。

レビュー

人工衛星が、ロッキー山脈の人口100人にも満たない村に落ち、それを回収に向かった者が見たのは、即死状態の死体の山でした。やがて防護服を着こんだ科学者たちが知ったのは、身体中の血液が一瞬にして凝結したことが村人の死因であること、そして、泣き叫ぶ赤ん坊とアル中で胃潰瘍の老人だけが生き残っていることでした。

まずこの映画は、宇宙から来た何かがもたらす恐怖を描いた原作の面白さに負うところが大きいのでしょうが、特に、出だしのサスペンスとスリリングな展開は素晴らしいと思いますし、脚本を褒めるべきでしょう。

そして、砂漠の中に作られた、地中深くレベル5まである細菌兵器用の研究所、核爆弾を使った自爆装置、女性の声で応答するコンピュータ、 自爆装置が作動するとその声で行う残り時間の読み上げ、これ等の設定が、その後の様々な映画で使われたことは、私が言うまでもないでしょう。

グラフィックを中心としたコンピュータによる分析なども、実に今風なのは、ちょっと驚く程です。そういう意味では、映画史に残る作品と言っても過言ではありません。

監督のロバート・ワイズは、『偉大なるアンバーソン家』の改悪に手を貸したことで、私はどうも好きだとは言いにくいのですが、少なくとも『ウエスト・サイド物語』や『サウンド・オブ・ミュージック』よりは、『たたり』や本作の方が本領であったことは間違いないでしょう。

時を経て、評価がかえって高まるという映画は少ないものですが、本作もそういう一本に挙げて良いと思います。

評者

hacker

更新日時

2013年10月05日 22時39分

コメントの推薦

データがありません
2021年12月01日 18時20
2021年12月01日 18時20
©ずばぴたテック