日本映画史上の最強の娯楽作の一本にして、個人的に宮崎監督の最高傑作。
第三の男さんに激しく同意!!!
断っておくがこの映画はルパンではない、完全に宮崎駿のその後の世界観に繋がるアイテムばかりなので
ルパンファンはルパンシリーズの一本として見ない様に!
ある種日本人なら誰もが知ってる『ルパン三世』という確固たる地位を築いているジャンル。
宮崎駿がこの映画で表現した事は、雇われ監督の中で、
どれだけ自分のやりたいこと、お客さんが喜ぶ事を詰め込むか?であろう。
そのおもしろさにこだわる徹底した姿が非常に小気味よく、
アニメでしか出来ない動き、表現、絵作りによって、
ハリウッドの娯楽作に負けない完成度を誇っている。
冒頭のカーチェイスからエンジン全開のテンション。
素敵なおじさまにされてしまったルパン、完全に宮崎作品のクラリス、まったく活躍しない不二子ちゃんと
生粋のルパンファンからはブーイングな作品だろうが、
押井監督の『パトレイバー2』同様、監督の色が出まくっているので、私は大好き。
初めて見たのがTV、第三の男さんの言うとおり、見始めたら動けないそれほどの魅力を持った作品。
「大事なものを盗んで行きました…あなたの心です!」は卑怯です!銭形おいしすぎ。
2005年04月03日 09時06分
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