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戦艦ポチョムキン/yamachannhkのコメント

rating44.3571

戦艦ポチョムキンへのコメント

採点

rating5

推薦数

+2

コメント

映画史上最高傑作のうちの1つであることには間違いなし。
ただし…。

ネタバレ

このレビューは物語の核心部分が明かされています。

レビュー

これがプロパガンダ映画、国策映画であったという
事実は忘れてはいけません。
この映画が優れていればいるほどコミュニズム万歳と
いうことも優れて表現されているという事です。

(リーフェンシュタールの映画にも同じことが言えます。
彼女の場合、後半生の不幸はそれはそれで言いたいことがありますが。)

それを踏まえたうえで、あるいはそういう側面を持った映画だったとしても
映画史上この映画の価値、重要性ははいささかも減じていません。
他の方も書いている有名な“オデッサの階段”は勿論のこと、
その前の民衆蜂起の場面のカットのつなぎ方は
モンタージュ理論の面目躍如たるシーンで、
民衆の悲しみ絶望が怒りへと
そしてその怒りが集団の怒りへと移っていく
驚くべき心理描写が
カットのつなぎ方1つでそしてその連続によって
これほどまでにリアリティを持って表現されていくことを証明した事例はありません。
すごいの一言です。

ただし、1つだけ苦言。
これはエイゼンシュタインのあずかり知らぬところだと思われますが、
(なのでかなり蛇足ですが。)
現在この映画の音楽はなぜかショスタコーヴィチの交響曲第5番が付けられています。
これには違和感がある。
あまり詳しくはここでは述べませんが、
ショスタコの音楽には余計な意味合いがごまんと付いているので映画に余計な意味を持たせかねません。
ここは親密な共同作業のあったプロコフィエフから
しかるべき音楽を見つけ出して
この映画の音楽とする事の方がより自然だと思います。

評者

yamachannhk

更新日時

2006年04月10日 15時22分

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