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野獣死すべし/キャスバル坊やのコメント

rating44.0000

野獣死すべしへのコメント

採点

rating5

推薦数

+1

コメント

くだらないものが多い角川映画ですが何本かは素晴らしいものもあります。
この作品と『戦国自衛隊』は自分の名作リストに入っています。
正直、自分的には話はどうでもいい感じで、松田 優作、鹿賀 丈史という2人の名俳優の演技を存分に楽しめればいい!そんな映画です。

ネタバレ

このレビューは物語の核心部分が明かされています。

レビュー

松田優作にとってこの作品は、それまでの路線を完全に否定したある種の“賭け”だったと思います。
“金狼シリーズ”などのアクションものから脱して、本格的な演技派になろうとした最初の作品と言えると思います。

主人公の伊達邦彦になりきる為体重を8塒遒箸靴燭蝓∨砲鯀蕕韻気擦覦戮鳳歯を4本抜いたりとロバート・デ・ニーロの様なアプローチをして撮影に臨んだそうです。
「うつろな目をして肩を落として歩く」といったそれまでの松田優作には考えられないタイプの役柄を見事に演じきっていますね。
その後の“狂気を感じさせる目をひんむく系”の芝居を始めたのもこのあたりからではないでしょうか?

そしてこの松田優作と堂々と渡り合っているのが鹿賀丈史!
この作品が映画初出演とは思えないような存在感!(実は「劇団四季」出身!!)
2人のからみを観られただけでこの作品の存在価値はある、と断言してしまいたくなります。
“一見クールだが現世とはかけ離れた狂気”を醸し出す優作と“俗世間にまみれたリアルな狂気”を感じさせる鹿賀、まさに対照的なコントラストをみせています。

なんて小難しい感想は後付けでございまして、初めて観た当時はただ単に
「優作、コエ〜」
「鹿賀、ヤベ〜よ」
なんっつって観てました(笑)

周りを固めている脇役も素晴らしいです。
小林麻美はただただキレイなだけですが、他に室田日出男、風間杜夫、岩城滉一、阿藤海、佐藤慶、安岡力也、泉谷しげる etc・・・
なんと豪華な脇役陣でしょう!
今じゃ考えられませんね、このキャスト!!
個人的には鹿賀に文句言って殴られる阿藤海が好きです(笑)

最後に好きな名場面&名ゼリフを

・鹿賀がウェイターとして文句言われながらも我慢して皿を拾っていると、ほそ〜い横目で見ている優作に気付く、そこでどアップ(←アフロが怖すぎる)
「何見てんだオマエッ」( ̄□ ̄)!!
→その後阿藤海を殴る(笑)

・初めて人を殺してしまった不安におびえる鹿賀に対して優作が言う
「不安はじき消えます・・・」
「君は今確実に美しい・・・、それは神さえも、神さえも超越している!」
といって天を指さす優作

・追ってきた室田日出男に対し、ディア・ハンターばりのロシアンルーレットをかましながら、リップバーン・ウィンクルの話をする優作
逃げた室田を撃ち、鹿賀に向かって
「一時撤退!一時撤退!分かったか、分かったかー!!」
と叫ぶ

ちょっとネタバレしすぎましたかねぇ・・・(-_-;)

更新日時

2005年03月15日 14時39分

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